ユーザーはどんな端末からケータイWebにアクセスしているか――ドコモとソフトバンクはシャープ端末がトップ

» 2007年11月19日 23時08分 公開
[ITmedia]

 ビートレンドは、携帯電話端末のアクセス実勢調査を発表した。調査期間は2007年10月1日から同31日まで。

 同社が携帯向けASPサービス「BeMss」を提供する約600社の携帯サイトが、どのような機種からアクセスされているかをまとめたもの。今回の調査は特定の業種や規模、サービス内容に偏らないBeMss利用企業の携帯サイトを対象にアクセス機種情報を集計しており、実勢に近い機種ごとのシェアを把握するのに役立つという。

 同調査の結果によれば、キャリア別アクセス数の割合は、NTTドコモが58.9%、auが32.7%、ソフトバンクモバイルが8.4%となった。

 キャリアごとの機種別アクセス数のトップ5は、NTTドコモの1位から5位までがSH903i、SH902iS、N903i、D903i、SH904i、auがW41CA、W51S、W43H/W43H II、W44K、W43S、ソフトバンクモバイルが911SH、705SH、912SH、910SH、905SHと、これまで上位にランクインしていた2006年夏モデルが順位を下げ、2006年冬モデルがシェアを伸ばす傾向が見られる。また、すでに2007年夏モデルがランキング上位に食い込んでいることも分かった。

 HTMLメールの対応端末は78.6%とほぼ8割に達し、これに対してFlash対応端末の割合は91.6%と9割を超えるものの、前回2007年7月の調査結果(92.2%)からは、若干シェアを下げている。

graphgraph HTMLメール対応端末の割合(左)、Flash®メール対応端末の割合(右)いずれもプレスリリースより

 なお、おサイフケータイ対応端末からのアクセスが急増しており、今回の調査では73.1%を占めている。ドコモではすでに80%に達しており、他の2キャリアでも60%を超えた。特にauは、この調査が開始された2007年4月と比較すると、20%近く増加している。

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