いつでもどこでもネットの情報をチェックしたい!FOMA SH905iで問題解決! 第3回

肌身離さず持ち歩く携帯電話は、いつでもどこでもさまざまな情報にアクセスできるもっとも身近なネット端末でもある。携帯でアクセスできる情報に限界があったり、フルブラウザは使いにくい、通信速度が遅いといった話はもはや過去のものだ。

» 2007年12月07日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR
Photo

 携帯電話の略称として用いられる“ケータイ”は、今や“電話”に限らない携帯電話の用途をうまく言い表している言葉といえる。家族や友達と電話で直接話すよりも、メールでやり取りをしているという人も多いだろうし、PCではなく携帯を使ってネットにアクセスし、さまざまな情報を検索する機会も、以前よりずっと増えているはずだ。

 ほんの少し前まで、ドコモの最新機種でも、ディスプレイの解像度はQVGA(240×320ピクセル)もしくはワイドQVGA(240×400ピクセル)が一般的だった。そのため携帯を使ったネットアクセスは“画面が狭い”と不満に思っていた人は少なくないだろう。また下り最大3.6Mbpsでの高速通信が可能なFOMAハイスピード(HSDPA)も、905iシリーズの登場までは対応機種がごく一部に限られていて、ほとんどの端末は下り最大384kbpsでしか通信ができなかった。フルブラウザを使ってもなかなか画面が表示されないなどの理由で、あまり積極的には使ってこなかったのではないだろうか。

 しかし、ドコモは905iシリーズで一気にフルワイドVGA液晶を全ラインアップに投入し、3インチクラスの携帯電話としては最大級の液晶で、少し前の小型ノートPC並みの解像度を実現した。また905iシリーズの全機種でFOMAハイスピードへの対応も果たし、通信速度も大幅に高速化されている。これからは、iモードもPC用のWebページも、すべて携帯のブラウザ上でストレスなく表示できるようになっていくことは間違いない。

 そんな“いつでもどこでもネット”を実現した905iシリーズの中にあって、シャープの「SH905i」は、ネット接続を重視するユーザーも納得の、キラリと光る特徴を備えている。

Webブラウズに最適なポインティングデバイス「TOUCH CRUISER」

Photo シャープ端末独自のタッチパッド型ポインティングデバイス「TOUCH CRUISER」

 シャープでは、携帯でのインターネットアクセスが今後さらに重要性を増すと考えており、SH905iを開発するに当たって、単純にディスプレイの高解像度化や通信速度の高速化にとどまらない、トータルな使い勝手の向上を目指している。

 特に注目したい点の1つが、ポインタを自由に操作できるタッチパッド型のポインティングデバイス「TOUCH CRUISER」を備えることだ。

 iモードや携帯向けのWebサイトに限れば、十字キーでもストレスなく操作できるよう、メニューやリンクの配置が比較的単純な構造になっている場合も多い。かつては端末のディスプレイの解像度もそれほど高くなかったので、十字キーを軽く操作すれば、画面内のリンクのフォーカスを1つずつ移動させて次のページなどにアクセスできた。しかし、フルブラウザで閲覧するPC向けのWebサイトはそうはいかない。解像度の高いディスプレイとマウスなどを使ったフリーポインタを前提にデザインされているPC向けWebページは、十字キーだけで利用するのは不便だ。しかも、ディスプレイの解像度が向上しているため、1画面に表示できる情報量も多く、十字キーだけでは画面をスクロールさせるのにも手間がかかる。

 その点、TOUCH CRUISERを搭載したSH905iでは、iモードサイトも携帯向け勝手サイトもPC向けサイトも、PCに近い感覚で閲覧できる。ポインタを自在に動かして任意のリンクをクリック(ダブルタップ)できるほか、上下、あるいは左右へ画面をスクロールさせたい場合は、ポインタを画面端に移動させればいいだけと簡単だ。スクロールの速度も速く、快適に使える。しかもSH905iのTOUCH CRUISERは、「ポインタ速度」「スクロール速度」「ダブルタップ速度」をそれぞれ速い/普通/ゆっくりに調整でき、ユーザーの好みの操作感に変更できる。

PhotoPhotoPhoto TOUCH CRUISERはiモードサイトでも自由にポインタを動かしてリンクをクリックしたり、すばやくスクロールしたりできる。スクロール操作は簡単で、ポインタを画面端に移動させ、矢印の形に変わった状態で指を保持するだけだ
PhotoPhotoPhoto ポインタ速度、スクロール速度、ダブルタップ速度は、それぞれ速い/普通/ゆっくりに設定でき、操作しやすい設定が選べる

 ちなみにこのTOUCH CRUISERは、暗証番号の代わりに2画以上12画以内の手書きの文字や記号をパスワードとして設定できる「手書きパスワード認証」機能を備えた。これを使えば、簡単な文字などで本人認証ができる。簡易的なものとはいえセキュリティの強化にも有効だろう。

PhotoPhotoPhotoPhoto 手書きパスワード認証は、設定メニューの「セキュリティ」にある「手書き認証」を開くと設定できる。暗証番号を入力して機能を「ON」にし、認証用記号登録で2画以上12画以内の文字や記号を入力する

 世代を追うごとに進化している「きせかえツール」メニューの中には、アイコンが3×4や3×5のタイル状には表示されないグラフィカルなメニューもあるが、ポインタに対応したきせかえツールデータであれば、TOUCH CRUISERを使って自在にポインタを動かし快適に操作できる。またポインタに非対応のデータでも、TOUCH CRUISERならすばやく上下左右にフォーカスを移動できて使いやすい。ワンセグ視聴中には上下でボリューム調節、左右でチャンネルの変更も可能だ。

ブラウザにもシャープならではのこだわり

 iモードブラウザやフルブラウザにも、シャープならではのこだわりがある。ユーザーの使い勝手を考慮し、いくつもの新機能を搭載した。

 SH905iでは画面の解像度が480×854ピクセルになったことから、フルブラウザを利用すれば多くのPC向けサイトが快適に閲覧可能だ。フルブラウザにはPCモードとケータイモードが用意されており、PCモードではWebサイトをPCと同様のレイアウトで、ケータイモードでは横幅を画面に合わせた形で表示できる。

 フルブラウザのPCモードでは、画面の表示倍率を60%/75%/100%/150%/200%/250%の6段階に切り替える機能を用意し、ページ全体を一覧したい、あるいは小さな文字や画像を拡大してみたい場合に、簡単に拡大/縮小できるようにしている。この拡大/縮小機能は、左上ソフトキーの短押しに割り当てられており、いつでも簡単に呼び出せる。単純に倍率を変えるだけでなく、左上ソフトキーの長押しで一気に60%に縮小することも可能だ。ページを60%に縮小すると、画面内に幅800ピクセル相当の情報を表示できるため、多くのWebサイトが横スクロールすることなく閲覧できるようになる。少々文字は小さくなるものの、ページ全体を見たいときなどに重宝する。

photophotophotophoto
photophotophoto フルブラウザのPCモードでは、画面の表示倍率が60%/75%/100%/150%/200%/250%の6段階から選べる。60%にすると、横幅800ピクセル相当が収まり、ほぼ縦スクロールだけでページの閲覧ができる

 ページを表示するフォントはメニュー画面などと同様、LCゴシック、SH平成明朝、SHクリスタルタッチの3種類が用意されており、見やすいものを設定できる。ケータイモードではフォントサイズが4種類から選べるので、フルワイドVGAディスプレイを生かした細かな表示から、大きな文字ではっきりと見やすい表示まで、さまざまな表示に対応可能だ。

photophotophotophotophoto フルブラウザをケータイモードにすると、横幅を画面サイズに合わせてページを描画する。こちらはフォントサイズの変更が可能で、大きい文字/標準/小さい文字/最小が選べる

 また、従来は少し前に閲覧していたページを見たい場合、十字キーの左を押して1ページずつ戻る必要があったが、SH905iではブラウザ閲覧中に右上ソフトキーを短押ししてメニューを開き、「履歴一覧」を開けばその中のページに戻ることが可能になった。ブラウザを起動してからアクセスしたページの履歴が最大50件記録されるので、目的のページにすばやく戻れる(ブラウザを終了すると履歴は消去される)。

 さらに、「ログイン情報貼付」機能も用意された。これは事前に登録しておいたIDとパスワードを呼び出す機能で、暗証番号を入力するか手書きパスワード認証を行うだけで簡単にWebページにIDとパスワードを入力できる。複数のIDとパスワードをすべて正確には覚えていない人も多いと思うが、ログイン情報貼付機能なら簡単にIDとパスワードが呼び出せる。PC向けのWebブラウザのように自動的にログイン情報が入力されてしまうわけではない点も、セキュリティを考えると安心だ。

PhotoPhotoPhotoPhoto ログイン情報貼付機能を使うと、IDやパスワードが簡単に入力できる。サブメニューを開いて「ログイン情報貼付」を選ぶと、暗証番号もしくは手書きパスワードで認証し、項目を選ぶだけであらかじめ登録しておいたIDとパスワードが入力される

 フルブラウザでは、Windows Media Video(WMV)形式の動画のストリーミング再生にも対応したので、無料動画サイトなどにあるWMV動画を視聴することも可能だ(動画の保存には非対応)。フルブラウザのブックマークに「SHムービー」へのリンクが用意されているので、まずはそこにアクセスしてみよう。ここから「FLYING POSTMAN MOBILE」や「GyaO」にアクセスして動画が楽しめる。

 そのほか、小さな改良だが、出荷時のフルブラウザのホーム画面がGoogleになった。以前は、他の機種からブックマークをコピーするなどしていない場合は、URLを直接入力する必要があったが、SH905iではブックマークを登録していない状態でも、すぐに検索画面が開けるので、フルブラウザが活用しやすくなっている。

 なおフルブラウザを利用した通信は「パケ・ホーダイ」(月額4095円)の対象外になるので、フルブラウザを活用する予定なら、忘れずに「パケ・ホーダイフル」(月額5985円)に契約しておこう。


 フルワイドVGAディスプレイ搭載とHSDPA対応により、さらに“使える”ようになったフルブラウザに加えて、シャープならではのTOUCH CRUISERとブラウザ向けの便利機能を備えたSH905i。PCと遜色ないほどアクティブにインターネットを活用したいユーザーなら、SH905iは購入候補の筆頭に挙げられるだけの性能を備えている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:シャープ株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年12月31日