QRコードを応用した“貼るパスワード”「HaruPa」

» 2007年12月11日 23時09分 公開
[ITmedia]

 NTTアイティは12月11日、暗号化技術とQRコードを応用したパスワード管理ツール「HaruPa」を、12月12日に販売開始すると発表した。

 HaruPaは安全なパスワードを自動生成し、暗号化するツール。パスワードをQRコードに変換し、印刷してPCなどに貼り付けて利用する。QRコードを印刷するPC用「HaruPa生成ソフト」と、印刷されたQRコードを読み取り、パスワードを表示する携帯電話用「HaruPa読取ソフト」で構成され、パスワード入力が必要なときはQRコードを携帯電話で読み取り、復号化されたパスワードを取得する。

 これによりパスワードを覚えている必要がなく、パスワードの変更作業もQRコードを張り替えるだけで完了。事前に携帯電話で複合鍵設定を行うため、QRコードから他者にパスワードを不正取得される心配もないという。

Photo システムの利用イメージ

 HaruPa生成ソフトの対応OSはWindows 2000(Pro)SP4以上、XP(Home、Pro)SP2以上, Vista(Ultimate)、HaruPa読取ソフトの対応端末は、DoJa3.5プロファイルよるiαppliが利用可能で、QRコード読み取り可能なカメラを内蔵しているFOMA 90xiシリーズ、70xiシリーズ。

 企業向けのHaruPa For オフィスの価格は1ライセンス2万790円、家庭向けのHaruPa For リビングは1ライセンス3654円。HaruPa体験版は製品サイトから無償でダウンロードできる。

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