連載
» 2007年12月25日 15時15分 UPDATE

荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ:カメラ機能をまとめてチェック──「905iシリーズ」:使い勝手と撮影機能編 (1/5)

高い機能を“ほぼ全部入り”で搭載するドコモの905iシリーズ。カメラ機能も500万画素クラスのモデルを用意するなど、こちらもハイエンド。では「ケータイカメラ」を軸に905iシリーズを選ぶならどれか、今回は特別編として905iシリーズのカメラ機能を横並びでチェックしていく。

[荻窪圭,ITmedia]

 今回の「携帯カメラでこう遊べ」は特別編。

 ドコモの「905iシリーズ」主力6機種、三菱電機製の「D905i」、富士通製の「F905i」、NEC製の「N905i」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」、シャープ製の「SH905i」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「SO905i」、それぞれのカメラ機能を横並びでチェックしていくことにする。

photo 今回試したハイエンド志向のカメラを搭載する905iシリーズ6機種。左から、P905i、SO905i、D905i、F905i、SH905i、N905i

 さすがにハイエンドの905iシリーズだけあり、下でも320万から、上は520万画素の撮像素子を備え、カメラ機能はどの機種もハイエンド志向。画質面も、撮影条件がよければ今回試した6機種はどれもかなりきれいに写してくれる。

 各機種のスペックをもう少し細かく確認していく。まず、N905i(約520万画素)とP905i(約510万画素)が500万画素クラスのCMOSセンサー、そのほかの機種は約320万画素のCMOSセンサーを採用。いずれもオートフォーカス(AF)対応で、かつ手ブレ補正機能も備える。さすがである。

photophoto D905i(左) F905i(右)
photophoto N905i(左) P905i(右)
photophoto SH905i(左) SO905i(右)
905iシリーズカメラスペックD905iF905iN905iP905iSH905iSO905i
有効画素数(メイン)約320万画素約320万画素約520万画素約510万画素約320万画素約320万画素
有効画素数(サブ)約10万画素約32万画素約33万画素約33万画素約11万画素
撮像素子(メイン/サブ)CMOS/CMOSCMOS/CMOSCMOS/CMOSCMOS/CMOSCMOS/─CMOS/CMOS
静止画撮影サイズ1536×2048(3M)、1920×1080(フルHD)、1200×1600(UXGA)、960×1280(縦長SXGA)、480×864(縦長待受)、480×640(縦長VGA)、640×480(横長VGA)、352×288(CIF)、240×320(QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QCIF)、96×72(電話帳用)2048×1536(3M)、1920×1080(フルHD)、1500×832(1Mワイド)、832×1500(縦長1Mワイド)、1280×768(WXGA)、768×1280(縦長WXGA)、864×480(待受)、480×864(縦長WXGA)、640×480(VGA)、480×640(縦長VGA)、320×240(QVGA)、240×320(縦長QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QCIF)2592×1944(5M)、1944×2592(縦長5M)、2048×1536(3M)、1536×2048(縦長3M)、1616×1212(2M)、1212×1616(縦長2M)、1280×960(1M)、960×1280(縦長1M)、854×480(待受)、480×854(縦長待受)、640×480(VGA)、352×288(CIF)、427×240(待受)、240×427(縦長待受)、320×240(QVGA)、240×320(縦長QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QSIF)、480×480(Java/iアプリからカメラを起動した時のみ)2592×1944(5M)、2592×1456(3.7Mワイド)、2048×1536(3M)、1920×1080(2Mワイド)、1600×1200(2M)、480×854(縦長待受)、640×480(VGA)、352×288(CIF)、240×320(縦長QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QSIF)1536×2048(3M)、1280×320(パノラマ)、1080×1920(フルHD)、1200×1600(UXGA)、480×854(待受)、480×640(縦長VGA)、352×288(CIF)、240×320(縦長QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QCIF)2048×1536(3M)、2000×1500(3M+手ブレ補正オン)、1632×1224(2M)、1280×960(1M)、480×864(縦長待受)、640×480(VGA)、352×288(CIF)、240×320(QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QCIF)
静止画ズーム最大 デジタル16倍(65段階)約25.6倍(32段階)最大約9.1倍(16段階)最大 デジタル15.1倍(31段階)約24倍(26段階)約16倍(33段階)
静止画シーンフルオート、感度アップ、超感度アップ(モノクロ)、逆光補正、風景、夜景、トワイライト、サーフ&スノー、スポーツ、ペット、グルメ、文字オート、人物、風景、夜景、逆光、スポーツオート、人物、風景、接写、スポーツモード、ナイトモード、オフ標準、ポートレート、スポーツ、料理、風景、ナイトモード、逆光、文字、雪、夕焼け、ペットオート、人物、夜景、風景、スポーツ、文字、逆光オート、ビーチ&スノー、人物、パーティー、夜景(BestPic使用時以外)、風景、スポーツ、暗闇(BestPic使用時以外)
静止画エフェクトネガポジ、絵画、版画、美白、日焼け、ソフトタッチ、モノトーン(赤/緑/青)、モノクロ、セピアモノトーン、セピア、モノクロスケッチ、カラースケッチ通常、セピア、白黒通常、セピア、白黒、ヴィヴィッド、ナチュラル、美白、日焼けモノクロ、セピア、きらきら、色えんぴつ、円ソフトフレーム、波紋、万華鏡(大/小)、魚眼ネガ、ソラリ、セピア、モノトーン
ホワイトバランスオート、太陽光、くもり、蛍光灯、電球オート、太陽光、くもり、蛍光灯、電球オート、晴天、曇天、電球、蛍光灯オート、晴天、曇天、電球、蛍光灯オート、白熱灯、蛍光灯、太陽光、くもりオート、電球、蛍光灯、晴天、曇天
静止画オートフォーカス○(顔検出AF)
AFモードオート、接写、フォーカスロック、固定焦点標準、接写顔検出AF撮影、AF撮影、固定焦点撮影、AFロック撮影オート、接写、風景標準、接写、マニュアルフォーカス通常、接写、オフ
接写
静止画ファイル形式JPEGJPEGJPEGJPEGJPEGJPEG
静止画最大保存件数本体内蔵メモリ:約473枚(Sub-QCIF/標準画質)、外部64Mバイトメモリ使用時:3815枚本体内蔵メモリ:約601枚(Sub-QCIF/標準画質)、外部64Mバイトメモリ使用時:約3818枚本体内蔵メモリ:約1000枚(Sub-QCIF/標準画質)、外部64Mバイトメモリ使用時:約1897枚本体内蔵メモリ:約3500枚(Sub-QSIF)、外部64Mバイトメモリ使用時:約5073枚本体内蔵メモリ:約1000枚(Sub-QCIF/標準画質)、外部64Mバイトメモリ使用時:約3700枚本体内蔵メモリ:約1500枚(Sub-QCIF/標準画質)、外部64Mバイトメモリ使用時:約3738枚
静止画手ブレ補正○(6軸)○(6軸)
静止画連続撮影2〜9枚2〜9枚4〜20枚4〜20枚4〜25枚4枚(BestPic使用:1〜9枚)
静止画フォトライト
 D905iF905iN905iP905iSH905iSO905i
動画記録サイズ640×480(VGA)、320×240(QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QCIF)640×480(VGA)、320×240(QVGA)、176×144(QCIF)640×480(VGA)、640×360(ワイド)、320×240(QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QCIF)640×480(VGA)、640×352(Half-VGAワイド)、320×240(QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QSIF)640×480(VGA)、320×240(QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QCIF)640×480(VGA)、320×240(QVGA)、240×320(縦長QVGA)、176×144(QCIF)、128×96(Sub-QCIF)
動画ズーム最大16倍(8段階)最大約16倍(8段階)最大約4倍(16段階)最大6倍(31段階)最大15.2倍(28段階)最大約16倍(33段階)
動画シーンフルオート、感度アップ、超感度アップ(モノクロ)、逆光補正、風景、夜景、トワイライト、サーフ&スノー、スポーツ、ペット、グルメ、文字オート、風景、逆光、スポーツオート、人物、風景、接写標準、ポートレート、スポーツ、料理、風景、ナイトモード、逆光、文字、雪、夕焼け、ペットオート、風景(ソフト/シャープ)、人物オート、ビーチ&スノー、人物、パーティー、夜景、風景、スポーツ、暗闇
静止画エフェクトネガポジ、絵画、版画、美白、日焼け、ソフトタッチ、モノトーン(赤/緑/青)、モノクロ、セピアモノトーン、セピア通常、セピア、白黒、鏡像通常、セピア、白黒、ヴィヴィッド、ナチュラル、美白、日焼けモノクロ、セピア、きらきら、色えんぴつ、残像、波紋、万華鏡(大/小)、魚眼ネガ、ソラリ、セピア、モノトーン
動画ファイル形式MP4、ASF、(MPEG-4、H.264対応)MP4(MPEG4+AMR、H.264+AACLC)、ASF(MPEG4+G.726)MP4本体:MP4(MPEG4+AMR)、外部メモリ:MP4、ASF(MPEG4+G.726)MP4MP4(MobileMP4)
フレームレート最大25fps最大30fps最大30fps最大30fps最大15fps最大30fps
録画時間本体最大:約160分、外部64Mバイトメモリ使用時:約106分本体最大:約91分 、外部64Mバイトメモリ使用時:約58分本体最大:約272秒 、外部64Mバイトメモリ使用時:約120分本体最大:約497秒(映像+音声の場合/“時間優先”“メール制限(大)”設定時)、外部64Mバイトメモリ使用時:約137分本体最大:約434秒 、外部64Mバイトメモリ使用時:約60分本体最大:約434秒 、外部64Mバイトメモリ使用時:約60分
動画手ブレ補正○(4軸)○(6軸)
動画オートフォーカス○(コンティニュアスAF)
動画フォトライト
対応外部メモリmicroSD(最大2Gバイト)microSD(最大2Gバイト)microSD(最大2Gバイト)microSD(最大2Gバイト)、microSDHC(4Gバイト以上)microSD(最大2Gバイト)、microSDHC(4Gバイト以上)microSD(最大2Gバイト)
 D905iF905iN905iP905iSH905iSO905i

 しかし、機種によって細かい違いはけっこうある。それを1つ1つ並べても話が長くなるだけなので、重要ポイントに絞ってチェックしていく。

 我々がケータイで写真を撮るときに期待する機能は何か。ずばり、

  • (1)すばやい起動
  • (2)快適な撮影と見栄えする画質
  • (3)手間いらずの設定変更
  • (4)高速な画像記録
  • (5)気持ちよい再生

 である。

 撮りたいときにすぐ撮れるのがケータイカメラのよさである。カメラを起動するのにもたついてはだめだし、いくら機能がたくさんあってもそれを呼び出すのが面倒であれば意味がない。

 なぜなら、手間暇をいとわないならば、もっと高画質でサクサク撮れる本職デジカメがいっぱいあるんだもの。撮影に凝りたいならそちらを使うべきでしょう。

 まずは、「使い勝手と機能」を中心に確認していこう。

photo  
       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.