ニュース
» 2008年01月09日 21時31分 UPDATE

ツーカー、残り3カ月──今、ユーザーが感じる疑問 (1/2)

NTTドコモのPHSサービスに続き、KDDIのツーカー携帯電話サービスも3月31日で終了する。いま、30万人強存在する現ツーカーユーザーは何をすべきか。ユーザーが感じる疑問の一部をまとめた。

[岩城俊介,ITmedia]
photo 2008年3月31日にサービスを終了するツーカー携帯電話サービス

 2008年3月31日に終了するKDDIのツーカー携帯電話サービス。その停波まで3カ月を切った。

 KDDIは、2008年1月7日に終了したドコモのPHSサービスと同様にサービス終了を控えた現在、電話番号やメールアドレス、利用期間を引き継いでauへ契約変更、および一部au携帯への無料交換などの優遇策を提供するとともに、ユーザーへのダイレクトメールや電話連絡、時には自宅訪問なども実施し、終了と契約変更のための告知を盛んに行っている。

 KDDIは2005年10月、100%子会社のツーカー各社を合併し(当時契約数、約360万)、電話番号とメールアドレスなどを引き継げるau契約への変更策を発表。サービスをauに一本化する考えを示した。その半年後、新規契約者が大幅に減少したこと、先に開始したauへの契約変更が進んでいることから2006年6月に新規受け付けを終了(2006年3月発表)、同年12月、ツーカー端末の販売も終了するとともに、サービス終了日を2008年3月31日に定めた。

 なお、ツーカーは「プリティ」(ツーカーセルラー東京)や「プリケー」(ツーカーセルラー関西・東海)として展開したプリペイド式携帯サービスにも力を入れていたことで知られる。現プリペイド契約者は、契約者累計の約7割になる27万1900(2007年11月末現在)に上る。ツーカーの契約数は、2007年11月末現在で39万9000(携帯契約者総数の約0.4%)。ここ数カ月は月に4万件ほどずつ純減しているものの、このペースだと残り3カ月ではきれいにゼロにはならない計算だ。

 サービス終了まで残り約3カ月。サービスが終了したらどうなるか、ユーザーは終了前に何をしておくべきか、改めて確認していく。

サービスが終了する2008年3月31日までにauへ契約変更しなかった場合、どうなるのか

 2008年4月1日付けで「契約解除」になる。この時点で「電話番号やメールアドレスも手放す」ことになり、auへの契約引き継ぎも行えなくなる。

 ちなみに停波は、2008年3月31日の24時(4月1日の0時)。この時点で通話・通信中の場合、順次切断される予定となっている。サービス終了後にauへ契約変更しなかったツーカー電話番号へ電話をかけると当分は何らかの告知メッセージが流れるようになると思われるが、具体的な内容はKDDIによると現在検討中(2007年12月現在)とのことだ。

ツーカーからauへの契約変更はどのように行うのか

photo 店頭のほか、郵送や自宅訪問などの契約変更手段も用意する

 auへの契約変更は「店頭」「電話」「郵送」「訪問」の4方法を用意する。

 自身でauショップ店頭(あるいは、一部を除くPiPitやツーカーアフターサービス取扱店、一部au取扱店)などへ出向いて手続きする方法のほか、告知ダイレクトメールに付属する封書、電話(ツーカー電話から:151 一般電話から:0077-789-151 いずれも無料)で申し込み、後日端末が届く郵送方式や、自宅へ訪問員が直接訪れ、その場で手続きできる方法もある(訪問は東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨、長野の各都県に限る)。

 なお、4月1日になったら「“自動的に”auへ変更、端末も郵送」といった施策は行われない。あくまでユーザー自身で変更の手続きを行うことが前提になっている(ただし2007年後半から同社は、説明員がユーザーの自宅へ順に訪れ、詳細を説明、かつその場で契約変更の手続きも行える訪問契約の機会も設けているようだ。筆者宅にも先日、訪問があり、少し驚いた。自発的な手続きが面倒と考えていた、あるいは契約していることも忘れていたユーザーは、これを機に手続きするのもよい方法と思われる)。


       1|2 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.