レビュー
» 2008年01月10日 23時41分 UPDATE

写真で解説する「AQUOSケータイ SH905iTV」(ソフトウェア編)

2008年1月以降の発売が予定されている、シャープのドコモ向けAQUOSケータイ「SH905iTV」は、前モデル「SH903iTV」からどのような進化を遂げたのか。改めて実機でチェックした。

[園部修,ITmedia]
Photo 「AQUOSケータイ SH905iTV」。ボディカラーは左からBlack、Gold、Silver White

 ドコモが1月から2月に発売を予定している905iシリーズの企画端末「AQUOSケータイ SH905iTV」は、前モデルの「AQUOSケータイ SH903iTV」からぐっとスリムに、そしてさらに高機能に進化したドコモ向けのAQUOSケータイだ。おなじみのサイクロイドボディに、高演色バックライトを採用した3.2インチのフルワイドVGAディスプレイを搭載し、シャープ端末ならではのドルビーモバイルを備えるなど、“映像”と“音”をとことん楽しむための端末となっている。

 このSH905iTVの外観や主な特徴は、11月1日に開催された905iシリーズの発表会のときに、分かる範囲でお伝えしたが、当時はキー操作などが一切できない状態での展示だったため、ソフトウェアなどについては分からないことも多かった。今回、動作する実機に触れる機会を得たので、改めてAQUOSケータイ SH905iTVの機能を解説しよう。

回転連動でワンセグ起動

Photo ディスプレイを横にすると、連動してワンセグが起動する。起動時にはAQUOSケータイのロゴとドルビーモバイルのロゴが交互に表示される

 SH905iTVでは、ディスプレイの回転と連動してワンセグが起動する。「SH905i」ではディスプレイを表にして折りたたんでもそのまま待受画面が表示されるので、ここはAQUOSケータイならではといえる。待受画面でなくても、同時起動が可能な状態であればワンセグが起動する。ただし回転に合わせて起動する機能を変更する設定は見あたらなかった。例えばディスプレイを回転させてカメラを起動する、といったことはできないようだ。

 AQUOSケータイを名乗るだけに、ワンセグの機能はSH905iよりも充実している。Gガイド番組表リモコンを利用した録画予約に対応し、外部メモリにmicroSDHCが利用できたり、内蔵メモリへの録画も可能な点はもちろん、ワンセグの番組情報に合わせて、音楽や映画、スポーツといった番組のジャンルに合わせてドルビーモバイルの音質モードと画質モードを自動的に設定する機能を用意。さらに、CMなどのスキップに便利な30秒スキップ機能、ちょっと戻って見直したいときなどに役立つ10秒バック機能なども搭載した。

PhotoPhotoPhoto 左は画質モードの設定、中央と右はドルビーモバイルの設定。どちらもジャンル連動にしておけば、番組に合わせて最適な設定をしてくれる。画質の自動設定はSH905iTVだけの機能だ

マルチウィンドウで“ながら見”をサポート

Photo ダイヤルキーの左下にある[MULTI]キーを押すとMULTI ASSISTANTを起動できる。ここから別の機能が起動可能だ

 サイクロイドスタイルのAQUOSケータイの大きな特徴は、ディスプレイを横にした状態でも十字キーやダイヤルキーの操作が普通に行えること。そのため、マルチタスク(MULTI ASSISTANT)を利用して、ワンセグを子画面に表示して視聴しながらメールを読んだり、新規にメールを作成したりできる「マルチウィンドウ」機能をSH903iTVから搭載している。

 SH905iTVでは、ディスプレイの解像度がワイドQVGA(240×400ピクセル)からフルワイドVGA(480×854ピクセル)になったことで、表示できる情報が格段に多くなったことや、アプリケーションプロセッサの性能が大幅に向上したことなどと相まって、ワンセグを見ながら利用できる機能が大幅に増えた。

 横画面でワンセグ視聴中に利用できるのは、フルブラウザ、iモード、iチャネル、メール、スケジュール、アドレス帳、サポートブック、テキストメモ、トルカ、データBOX(フォルダ一覧表示、音楽データ一覧表示)、電卓、マンガ・ブックリーダー、ドキュメントビューア、ミュージックプレーヤー(プレイリスト一覧表示、音楽データ一覧表示)。ワンセグを見ながらフルブラウザやiモード、iチャネルが呼び出せるのは、905iシリーズならではのポイントだ。

※初出時に「ワンセグ視聴中にGPSが利用できる」といった旨の記載がありましたが、SH905iTVはGPSを搭載しておりません。お詫びして訂正いたします。

 また、ディスプレイを縦にした状態で、メールの閲覧や新規作成などが可能な“縦マルチ”モードもSH905i同様サポートしている。

PhotoPhotoPhoto ワンセグ視聴中に[MULTI]キーを押してさまざまな機能が起動でき、対応機能はワンセグを子画面で表示しながら利用可能だ。iモードブラウザやフルブラウザを左側に、ワンセグを右側に表示できるので、ワンセグを見ながらGoogleで気になった情報を検索する、といったことが簡単にできる。もちろん従来どおりメールの閲覧や作成も可能だ。また画面を縦位置にしてワンセグとメール画面を表示する機能も用意する

 主な操作性はSH905iで実現されているマルチウィンドウと同等だが、SH905iTVでは十字キーやダイヤルキーが操作できるため、“ながら見”がとても快適だ。ちなみにワンセグの連続視聴時間は約3時間50分。録画は4GバイトのmicroSDHCを利用すれば、合計で約21時間20分可能だ。

横画面を活用する機能を用意

 ディスプレイを横にしたままキー操作ができるAQUOSケータイでは、フルブラウザを横長の画面に全画面表示して、TOUCH CRUISERでカーソル操作を行うという、PCのような使い方もできる。幅854ピクセルのディスプレイは、GoogleやYahoo!などのポータルサイトも十分開ける。

 この横画面を活用したコミックコンテンツやゲームなども提供されるという。

PhotoPhotoPhoto フルブラウザは画面いっぱいに表示する。Googleでの検索なども問題なく行えた。カーソル操作にはTOUCH CRUISERが利用できるため、PCのような感覚でWebブラウズできる

サブディスプレイは時計やiチャネルの表示に対応

 SH905iTVは、SH905iにはないサブディスプレイを搭載している。0.8インチの有機ELは96×39ピクセルで、最大3行の表示が可能だ。初期設定ではバッテリー残量や電波状態、マナーモード、時刻などを表示する。またiチャネルのテロップをここに表示することも可能だ。

PhotoPhotoPhoto
Photo iチャネルのテロップを表示することも可能

 着信時や充電時には、背面の先端部にあるLEDが光って知らせてくれる。ふだんはLEDがあることが分からないが、光るときだけ浮かび上がるしくみ。色は7色から選べるほか、光り方なども設定できる。

Photo 着信などを知らせるLEDは背面の先端部分に用意されている

「マチキャラ」に対応

Photo シャープのFOMA端末としては初めてマチキャラに対応した

 SH905iTVは、シャープ製のFOMA端末としては初めて「マチキャラ」に対応した。プリインストールされているのは「DRAGON BALL」「ドコモダケ」「Mono」の3種で、待受画面を気ままに歩き回ったり、着信などのイベントに応じて行動を起こしたりして和ませてくれる。

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう