マイボイスコムは1月23日、「携帯電話の取扱説明書」に関する調査結果を発表した。調査は2007年12月1日から5日まで、リサーチコミュニティ「MyVoice」の登録メンバーを対象に行ったもので、有効回答数は1万4360件。
同調査によれば、携帯電話の取扱説明書を「必ず読む」人は12.8%で、「必要なときに読む」の55.1%を合わせると、約7割が取扱説明書を読んでいることが分かった。
また、取扱説明書の扱い方は、「保管しておく」が93.6%で最多。「捨ててしまった」は3.5%、「携帯ショップの店頭での回収に応じるなど、リサイクルしている」は0.6%と少数にとどまっている。
携帯電話の使い方が分からないとき、「取扱説明書を読む」とした人は82.5%でトップとなり、「携帯電話本体を操作してみる」が35.1%、「家族・知人に聞く」が29.6%でこれに続いた。
取扱説明書に対する満足度は、「大変満足」が1.9%、「満足」が25.3%で、合計約27%となった。他方で「不満足」は20.5%、「大変不満足」は4.6%となり、不満な人の割合も満足している人と大きな差は見られない。
取扱説明書がCD-ROMなどのデータとして同梱されており、冊子タイプの説明書は希望者のみもらえる場合、冊子を「必ずもらう」という人は25.0%、「おそらくもらう」という人は43.9%だった。説明書のデータが手元にあっても、約7割が冊子の受け取りを希望することが分かった。
なお、取扱説明書に同梱されているチラシや注意書きの紙を、「じっくり読む」は6.0%、「簡単に目を通す」は47.0%、「関心のあるものだけ読む」は34.6%となった。
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