写真で解説する「W61H」(2/2 ページ)

» 2008年02月15日 20時39分 公開
[園部修,ITmedia]
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 シルエットスクリーンの模様は、メニューから「設定」を開き、「画面表示/照明」から「シルエットスクリーン設定」を選ぶことで変更できる。通常の待受時に表示する柄のほか、着信時、通話中、Eメール送信中、Cメール送信中、メール受信完了時などにそれぞれ個別のパターンを表示可能だ。つまり、メールが来たときに模様が変わるようにしておけば、閉じたままでもメールが来ていることは確認できる。ただ不在着信などはLEDの点滅を参照する必要がある。

 設定できるパターンは、パターンの一部が点滅する「アニメーション」と、常に表示される模様が固定で動かない「パターン」、全面が白になる「ホワイト」、全面が黒になる「ブラック」の大きく分けて4種類。さらにアニメーションは16種類、パターンは10種類が用意され、それぞれノーマルと反転が選べる。

PhotoPhotoPhotoPhoto シルエットスクリーンの模様はメニュー→設定→画面表示/照明→シルエットスクリーン設定で変更できる
PhotoPhotoPhotoPhoto 模様はアニメーションが16種類、パターンが10種類あり、それぞれノーマルか反転が選べる
PhotoPhoto 左はkusari柄をノーマル表示にしたもの、右は反転表示にしたもの。白と黒が入れ替わる

 メインメニューは、KDDIが新たに導入した“ライフスタイル・メインメニュー”を採用。リキッドグリーンは欧州のアンティーク調素材を集めたPapiers colles(パピエ・コレ)、グラファイトブラックでは黒基調の都会的イメージを持たせたBlack material(ブラックマテリアル)、クリスタルホワイトでは宝石をちりばめた輝く文字で構成されたCrystal(クリスタル)がプリセットされている。

 それぞれのテーマによってトップ画面に表示される項目の配置や数が変わっており、メニューを開いたときに最初に選択されている項目も違うのが大きな特徴だ。CrystalとPapiers collesは「ライフ・コミュニティ」というメニューが用意されていて、au oneトップのコミュニティカテゴリにアクセスできたり、Black materialは3個×4行のアイコン配置で従来どおりの使いやすさを提供していたりと、それぞれに味付けが異なる。

PhotoPhotoPhotoPhoto 左からPapiers colles、Black material、Crystal、Crystalの「ライフ/コミュニティ」を開いたところ。Papiers collesとCrystalはより女性向け、Black materialは性別を選ばないスタンダードな印象。ライフ/コミュニティを開くとEZwebに接続するメニューなどが出てくる

 ワンセグ機能は、基本的に「Woooケータイ W53H」に準じている。メインディスプレイこそ有機ELではなくIPS液晶だが、機能的にはWoooケータイとほぼ同じだ。視野角は上下左右で170度を確保しており、斜めからでもはっきり見える。

 画像補整回路にはPicture Master for Mobileを採用し、番組に合わせて「標準」「シネマ」「色鮮やか」の画質が選べるほか、ヒストグラム伸張型ガンマ補正、彩度補正、画面輝度対応イコライジング補正、光センサー連動ガンマ補正などの機能を備える。録画予約機能や音声付き時短再生、日立端末ではおなじみのタイムシフト再生などもサポートしている。アンテナは本体に内蔵しており、ホイップアンテナを引き出す必要はない。

PhotoPhoto ワンセグはauのワンセグ端末に共通のau Media Tunerで視聴する。操作性は統一されているので迷うことはない。高画質化エンジンにはPicture Master for Mobileを採用する

 ちなみにW61Hに同梱される卓上ホルダは縦位置、横位置のどちらでも固定できる、W53Hと共通のものとなっている。

PhotoPhoto W61Hの日本語入力システムはATOKで、メールなどの使い勝手もW53Hと同様だ。カメラ機能もW53Hとまったく同じ
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