au端末は、2008年春商戦向けモデルがそろってきた2月半ばに入っても2007年発売の旧機種、旧々機種の人気が依然高い。
今回の首位はシャープ製の「W52SH」(2007年夏モデル)が獲得。W52SHは2007年11月第2週まで18回連続の首位を記録した2007年夏の最人気モデルだが、新機種登場にともなう値下げにより、いまだ人気が衰えない。カシオ計算機製の「EXILIMケータイ W53CA」(今回2位)も2007年夏モデルの1機種で、同様に依然人気が高い。
続いて3位に日立製作所製の「Woooケータイ W53H」、4位に京セラ製の「W53K」と2007年冬モデルがランクイン。冬モデルは8位に「W55T」、10位に「INFOBAR 2」も入っている。
2008年春商戦向けの新機種は、5位に新プラットフォーム“KCP+”を採用したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W54S」、6位にカシオ計算機製の“5Mカメラ+防水ワンセグ”「W61CA」、7位にシャープ製の“AQUOSケータイ”「W61SH」、東芝製のKCP+採用端末「W56T」がランクイン。15日にはパナソニック モバイル製のスリムワンセグ「W61P」も発売された。
KCP+採用の2007年冬モデル(W54S、W56T、W54SA)は、そもそも発売が遅れたことに加え、販売の一時見合わせや発売日の延期、早々にソフトウェア更新があるなど、ユーザーにとってもかなり不安を感じる幕開けだったが、今回はとりあえず無事発売された2機種がランクインした。それだけ期待は高かったこともうかがえるが、この先、どのような動きを見せるか注目しておきたい。
ソフトバンクモバイルの販売ランキングは、まだ春の新機種が多く登場していないためか大きな変動はない。今回の首位は前回と同じく、パナソニック モバイル製の“フラットスライド”「810P」が獲得。連続首位記録を「3」に伸ばした。
続いて2位にシャープ製の“PANTONEケータイ”「812SH」、3位に“AQUOSケータイ第4弾”「920SH」、4位に“プレミアムスリムワンセグ”THE PREMIUM 821SH、5位にシンプルな“オトナケータイ”「GENT 812SH sII」がランクイン。上位5位まで変動はみられない。
今回順位を上げた機種は、東芝製の“チタンケータイ”「814T」とシャープ製の「THE PREMIUM 820SH」の2機種。それぞれ8位から6位、10位から8位に順位を上げた。2007年夏モデルの814Tは、新機種発表にともない値下げされている。チタンボディによる上質感とシンプルでくせのないデザインで、携帯にそれほど高機能を望まない層やビジネスユーザーなどに人気が出てきているという。
ソフトバンクモバイルの新機種は、2月9日に子ども向けの「コドモバイル 820T」、2月16日に8.9ミリストレートの「822P」が発売されたほか、「インターネットマシン 922SH」「FULLFACE 2 921SH」「920P」「921T」「X02NK」などの注目機種の登場も控えている。
そのほか、各端末情報が一望できる“機種別記事一覧”が新登場〜いますぐパワーアップした携帯データBOXをチェック!
携帯データBOXは、ITmediaモバイルトップページのメニューバー右側からもアクセスできます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.