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» 2008年02月26日 20時02分 UPDATE

「W56T」の“ここ”が知りたい(3):文字入力まわりの使い勝手は――「W56T」

KCP+対応のW56Tは、ダイヤルキーにシートキーを採用し、日本語入力システムがモバイルRupoからATOKに変わるなど、文字入力周りが新しくなっている。これらの使い勝手をチェックした。

[坪山博貴,ITmedia]
Photo リバーシブルスタイルの「W56T」

質問:モバイルRupoからATOKに変更された文字入力の使い勝手は

 「W56T」の読み予測は、モバイルRupoを搭載したW44Tなどのような母音を拡大解釈するタイプではなくなったものの、より一般的な予測方式になったといえる。数字変換では2〜4桁の数字を月日、日時に変換する機能は備えているが、数字入力後に単位の候補を表示する機能はなくなった。ただし、表示される予測候補などは、モバイルRupoより充実している印象を受ける。またポケベル入力に相当する2タッチ入力もサポートしている。

sa_t01.jpgPhoto 左がATOKを搭載したW56T、右がモバイルRupoを搭載したW44T。W44Tでは「あい」と入力すると、最後に入力した子音を拡張して読みが「あう」の単語まで候補に表示される。もっともW56Tの方が一般的であり、予測候補も充実している

sa_t03.jpgsa_t04.jpgPhoto 左の画像は、かな入力モードのまま[1][2][1][2]とキー入力を行い、英数カナ変換操作を行ったところ。日時や時間の変換候補も表示される。この点はモバイルRupoとほぼ同じだ。中の画像は、英数カナ変換を使った数字入力の直後。モバイルRupoでは「人」「円」「回」といった数字のあとに続く単位が候補として表示されるが、W56Tでは通常の次文節予測のみになった。入力方式としては数字キーでかなをトグル入力する一般的なかな入力に加え、2タッチ入力も選べる(右)

質問:音楽を聴きながらメールを読めるか

 W56Tのマルチタスク機能を利用すれば、音楽を聴きながらメールの閲覧や作成を行える。ちなみにワンセグの視聴/再生時には、マルチウインドウで画面を見ながらメールの閲覧や作成が可能だ。

 W56Tは、音楽再生については“バックグラウンド再生”という概念がなくなったため、音楽再生中に待受画面に戻るにはマルチタスクキーを利用する必要があり、終話キーでは戻れない。同様に待受時にバックグラウンドで音楽を再生している際に、“終話キーで音楽プレーヤーを終了する”という操作もできなくなった。音楽再生が特別扱いではなくなったため、従来の東芝端末に慣れているユーザーは少々不便に感じるかもしれない。

sa_t06.jpgsa_t07.jpgPhoto LISMO Player利用中でもマルチタスク機能でメール機能を呼び出せる。ただしマルチウインドウには非対応で「2画面」ボタンも表示されない(左)。LISMO Player利用中に終話ボタンを押すと音楽再生を終了するか、操作を取り消すかの2択になり、従来機のような「BGMモードに移行」という選択肢はなくなった(中)。音楽を再生した状態で待受画面に戻るには、マルチタスクメニューから「待」アイコンを選択する(右)

質問:フォルダロックなどのセキュリティ機能を備えているか

 データフォルダはユーザーフォルダにプライベートフォルダが準備され、このフォルダのみロックできる。ロックの解除には暗証番号(他と共通)を利用する。

Photo フォルダロックは専用フォルダでのみ利用可能。“データを隠していることも隠すような機能”までは搭載していない

質問:シートキーの使い心地は

 W56Tのシートキーはキータッチがやわらかく、ストローク感も十分にあるが、各キーの下の端にある突起が気になった。各キーに相当する部分の中央部を操作していると、上のキーの突起に触れて誤入力することがあったからだ。各キーの突起寄りを押すようにすると誤操作を防げる。

sa_t10.jpgPhoto ダイヤルキーには突起をつけたシートキーを採用。各キーの境目を識別できるよう、キーの下部には突起が設けられている。キーピッチなどはごく平均的で特に窮屈な印象は受けない

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