KDDIは3月5日、不具合が発生して販売を中止していた三洋電機製のKCP+端末「W54SA」の販売再開日を発表した。
W54SAは、発売後に複数の不具合が判明し、販売を一時中断。沖縄エリアでは2月25日から、北海道、北陸エリアでは3月1日から販売が再開されていたが、その他の地域での販売再開日は明らかにされていなかった。
販売が再開されるのは、中国、九州エリアが3月6日、関西、四国エリアが3月7日、東北、関東、中部エリアは3月8日。
日程 | エリア |
---|---|
3月6日 | 中国、九州エリア |
3月7日 | 関西、四国エリア |
3月8日 | 東北、関東、中部エリア |
三洋電機初のKCP+端末W54SAは、スライドボディに3インチのワイドVGA(480×800ピクセル)ディスプレイを搭載するハイエンド端末。EV-DO Rev.Aに対応し、AF付きの318万画素カメラ、BluetoothやEZ FeliCa、ワンセグ、デジタルラジオ、PCサイトビューアーなど豊富な機能を備えている。ただ、KCP+プラットフォームの開発の遅れに加え、相次いで設定ミスや不具合が判明し、一度出荷を開始したものの販売中止に追い込まれた。
これまでの経緯は以下のとおり。
日付 | 事象 |
---|---|
2月7日 | 北海道、東北、沖縄エリアで販売開始 |
2月8日 | 四国エリアで販売開始 一部のEZアプリが起動できない不具合が判明し販売停止 |
2月13日 | W56T、W54S、W54SAのソフトウェア更新を実施 |
2月14日 | W54SAの不具合解消方法を発表、2月15日からの販売再開をアナウンス |
2月15日 | テレビ電話の着信ができない不具合が判明し販売再開を延期 |
2月25日 | 沖縄エリアで販売再開 |
2月27日 | 再度W56T、W54S、W54SAのソフトウェア更新を実施 |
3月1日 | 北海道、北陸エリアで販売再開 |
3月6日 | その他の地域でも順次販売再開 |
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