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» 2008年03月21日 15時04分 UPDATE

MediaFLO Conference 2008:PCやスマートフォンでもMediaFLO――対応デバイス、続々

3月19日に開催された「MediaFLO Conference 2008」では、関連各社がMediaFLOの最新デバイスを披露。QWERTYキーを搭載したMediaFLO端末や、PC、スマートフォンに接続して利用する端末などが登場した。

[石川温,ITmedia]

 3月19日に開催された「MediaFLO Conference 2008」の会場では、対応端末などのデモンストレーションも披露された。

 QUALCOMMは、米国ですでに発売されている端末の展示を行い、LG電子「Voyager」が目新しい機種として会場で注目を集めていた。QWERTYキーを搭載したMediaFLO対応機種で、端末を閉じた状態でも番組を視聴できる。メインディスプレイはタッチパネル対応で、チャンネルの切り替えなども端末を閉じたまま行える。

 なお、これまで3.0だったMediaFLOのバージョンは、現在では3.5にアップグレードされ、電子番組表が改良されたほか、番組を視聴し続けながら他のチャンネルを選択できるようになった。

sa_mfd01.jpgPhoto LG電子のMediaFLO端末「Voyager」

sa_mfd03.jpgPhoto タッチパネルに対応し、QWERTYキーも備える

 日本では、ワンセグチューナーをUSB端子に挿入して、ノートPCなどで視聴するスタイルも増えつつあり、MediaFLOも、USB対応モデルを参考出展というかたちで披露した。

 1つはアンテナが表に出ているモデルに加え、新たにアンテナ内蔵モデルも展示。この試作機はminiUSBを採用しており「miniUSBにしたことで、ノートPCだけでなく携帯電話などに挿して使うことも想定している」(クアルコム)という。

sa_mfd05.jpgsa_mfd06.jpgPhoto アンテナが出ているタイプ(左)とアンテナ内蔵型タイプを披露

 ニューポートメディアは、自社で開発した「NMI700」というMediaFLOチップをブースで披露し、実際にMediaFLOを受信しているデモを行った。QUALCOMMが開発している端末は、いずれもBREWをベースにソフトウェアが開発されている。同社ではNMI700で受信し、TIなどのチップを使ってLinuxベースで開発されたプレイヤーで視聴できるようになるなど、端末側ではQUALCOMMの技術に依存することなく、MediaFLOの視聴を可能にしている。「すでにVHF帯にも対応するなど、QUALCOMMよりも先に行っている部分もある」(説明員)

sa_mfd08.jpgsa_mfd09.jpgPhoto ニューポートメディアのMediaFLOチップ「NMI700」

 パケットビデオは、マッチ箱サイズの小さな端末「Mobile Broadcast Receiver」を展示し、その用途を説明していた。この端末でMediaFLOの電波を受信し、無線LANのネットワークに変換して、Windows Mobile 6搭載機やNokiaのNseries、iPhoneなどのブラウザで視聴できるようにする。残念ながら実際のデモンストレーションを見ることはできなかったが、「DVB-H対応は、すでにデモを展示できるレベルにきている。MediaFLO対応版はもうしばらく先になる」(説明員)という。

sa_mfd11.jpgPhoto Windows Mobile 6搭載機やNokiaのNseries、iPhoneなどのブラウザでMediaFLOを視聴できるようにする「Mobile Broadcast Receiver」

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