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» 2008年03月27日 20時32分 UPDATE

小雪のケータイはやっぱり……:ドラマで使われるケータイたち 2008年冬──ドコモ編 (1/2)

携帯電話は、テレビドラマのさまざまなシーンに登場し、ストーリー展開のキーアイテムとなることも多い。また、どの役者がどんな機種を使っているかにも興味が尽きない。今回もテレビドラマに登場する携帯電話をチェックした。まずはドコモ編からお送りしよう。

[青山祐介,ITmedia]

 いまやケータイはあらゆる人の生活に欠かせないアイテム。そのため、さまざまな人間模様が交錯するテレビのドラマにおいても、ケータイがストーリーの随所に展開し、登場人物同士を結びつけるのに重要なアイテムとなっている。また、そんな時代を映してか、人気のテレビドラマがひしめく毎夜9時から0時の間に放映される連続ドラマには、ケータイ各社がスポンサーとして付いている。今回は2008年1月から始まった冬のクールのドラマに登場するケータイをチェックしてみた。

 夜9時から11時台に放映されているドラマは毎週合計15本(東京地区の場合)。このうちドコモは7本、au(KDDI)は6本、そしてソフトバンクは2本にスポンサーとして名を連ね、各キャリアが番組で使われているモデルを各社の公式サイトで公開している。この公開情報をもとに、実際に番組を視聴して登場するケータイを調査してみた。初回はドコモの提供ドラマについて紹介する。

 ドコモがスポンサードするドラマは、火曜日から日曜日の合計7本。火曜日の「ハチミツとクローバー」(フジテレビ系)に始まり、水曜日の「斉藤さん」(日本テレビ系)、木曜日の「だいすき!!」(TBS系)、金曜日の「未来講師めぐる」(テレビ朝日系)、土曜日の「1ポンドの福音」(日本テレビ系)および「SP(エスピー)」(フジテレビ系)と「ロス:タイム:ライフ」(フジテレビ系)、日曜日の「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(TBS系)と、月曜日以外は必ず1本は提供ドラマがあるというラインアップだ。

 このうち、「1ポンドの福音」は現代ドラマであるにもかかわらず、最終回まで1度もケータイが登場するシーンがなかった。ちなみに、フジテレビ系土曜夜11時台のみクールの概念がなくなり、「SP(エスピー)」が秋クールから1月いっぱいまで放映され、2月からは「ロス:タイム:ライフ」が現在も放映されている。

 ドコモではサイトの企業情報内にある「ドコモのCM」の中で「テレビドラマ使用ケータイ」として、これらのドラマで使用されているケータイをドラマごとに紹介している。前クールではドラマの放映が始まるとほぼ同時に使用ケータイを公開していたが、今クールは公開が遅く、一番早いものでも1月末になってからの公開となった。

Photo シャープ製の「SH905i」

 今クールでは、ようやくドコモの冬モデルである905iシリーズ、春モデルの705iシリーズが登場してきた。まず、役者の数で一番多く使用されたのは「SH905i」。市場での人気を反映しているのか、これまでにも常に上位にランクインし、今クールでは再びトップに返り咲いた。「未来講師めぐる」主役の深田恭子や「斉藤さん」準主役のミムラをはじめ、「ハチミツとクローバー」の原田夏希、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」の酒井若菜など女性が多く使っており、カラーはPinkが多い。

 また、深田恭子やミムラは劇中でも頻繁にメールを見るシーンが登場。とくに深田恭子演じる吉田めぐるは“満腹になると20年後の未来が見える”という特技があり、相手のメールアドレスの「@」を20個にして送信すると、20年後の相手にメールが届くという設定。逆に20年後の相手からのメールを見るシーンも頻繁に登場した。

 次いで多かったのが「N905i」。「斉藤さん」主役の観月ありさや「ハチミツとクローバー」の生田斗真、「ロス:タイム:ライフ」の伊藤淳史など、主役クラスの使用が多い。観月ありさが演じる斉藤全子は、南アフリカに単身赴任する夫と国際電話をするシーンがほとんど。一方生田斗真は今どきの大学生らしく、通話、メールとも頻繁に利用していた。

 その次には「VIERAケータイ P905i」と「SO704i」が並ぶ。P905iを使う俳優の中では、何といっても「佐々木夫妻の仁義なき戦い」の主役である小雪に注目だ。小雪は現在、パナソニックの薄型テレビ「VIERA」のCMキャラクターであり、もちろんケータイはP905i。劇中にワンセグを見るシーンがなかったのは残念だ。このほか主役クラスでは「だいすき!!」の香里奈、「ロス:タイム:ライフ」の上野樹里がそれぞれホワイトを使っていた。

sa_dd02.jpgsa_dd03.jpgPhoto 左からNEC製の「N905i」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「SO704i」

 SO704iはひと世代前のモデルながら、最新モデルの「SO705i」に圧倒的な差をつけて善戦した。「斉藤さん」の北川弘美や「ロス:タイム:ライフ」の田中直樹(ココリコ)らが使用。さらにはKDDI提供の「4姉妹探偵団」主役の夏帆が使っていた。これについては次回au編で詳しく触れる予定だ。

 前クールでトップにランクインした「F904i」は、今クールでも台数だけを見ると「SH905i」を抜いてダントツだった。というのも、1月いっぱいまで放映されていた「SP(エスピー)」の舞台である警視庁警備部警護課のメンバーらが公務で全員このF904iを使用しており、それで台数が多かったのだ。F904iは指紋認証機能を備えており、要人警護にあたるSPが持つ携帯電話としては、情報漏えい対策に最適という理由なのだろうか。ちなみにこの「SP(エスピー)」の主人公で岡田准一扮する井上薫巡査部長は、出勤すると私用の「P904i」を腕時計とともに、公務用のものと取り替えるシーンがあるなど、かなり演出が細かい。また、F904iはこのほか「だいすき!!」の福田沙紀、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」の桜井幸子、「未来講師めぐる」の武田真治らが使っていた。

 富士通製905iシリーズの最新モデル「F905i」は、男性ばかりが使用していた。「ハチミツとクローバー」の成宮寛貴、「だいすき!!」の平岡祐太、「未来講師めぐる」の勝地涼と、いずれもブルーを使用。ヨコモーションは男性に人気ということなのだろうか。

 このF905iと数で並ぶのがP904iと「L704i」。P904iは前述の岡田准一のほか、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」の山本耕史、「未来講師めぐる」の榊原郁恵らが使用。“チョコレートフォン”として登場し、そのデザインが注目を集めたL704iは、「ハチミツとクローバー」の滝沢沙織、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」の江波杏子がWhite Chocolateを使用していた。また、9シリーズ最薄のフォルムが特徴の「N905iμ」は、「ハチミツとクローバー」の瀬戸朝香、柏原崇と、いずれも建築関係のデザイナー役を演じた役者が使っていた。

 このほか主役クラスでは「ハチミツとクローバー」の成海璃子が「D905i」、「ロス:タイム:ライフ」の友近が「D904i」、美波が「SO905i」、「佐々木夫妻の仁義なき戦い」の稲垣吾郎が「D905i」と、三菱電機製端末が最後(!?)の活躍を見せていた。

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