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» 2008年04月03日 15時43分 UPDATE

NAVITIME、世界へ展開──世界共通のトータルナビゲーションサービスを提供

ナビタイムジャパンは4月3日、歩行者向けルート案内や乗り換え検索機能などを提供する「NAVITIME」を、日本以外の国へも自社ブランドで展開すると発表した。まずは北米でサービスを開始し、欧州、アジアなどへも広げる。

[園部修,ITmedia]

 ナビタイムジャパンは4月3日、携帯電話やスマートフォン向けに、歩行者向けのルート案内や乗り換え検索といった“トータルナビゲーションサービス”を提供している「NAVITIME」を世界に展開すると発表した。まずは4月3日から、米国で現地のユーザー向けにサービスを開始し、2008年中には欧州とアジアの数カ国に広げる計画だ。

 NAVITIMEは、ドコモやソフトバンクモバイル、イー・モバイル、ウィルコムの公式サイトとして、またKDDIのEZナビウォークのエンジンとして、国内では多くのユーザーに利用されているナビゲーションサービス。最近はSymbian OSやWindows Mobileを搭載したスマートフォン向けのアプリも提供しており、さまざまな機器に向けてナビゲーションサービスを提供している。

 米国で利用できるサービスは、徒歩、公共交通(電車、バス等)、自動車の経路探索及び音声ナビゲーションを行う「Total NAVI」を始め、地図検索・現在地確認(GPS 携帯電話のみ)、お気に入り登録(地点、ルート)、携帯電話とPCの情報連動、道路交通情報検索、道路渋滞考慮検索といった、現在日本のNAVITIMEで提供しているものとほぼ同等となる。

Photo 専用アプリの画面はすべて英語表記になるが、基本的な操作性はほぼ同じ。左からそれぞれトップページ、ルート候補、ルート案内の画面
Photo 海外では矢印を表示する“ターントゥ”方式のナビが一般的なため、日本とは異なるアレンジもしてある。画面は左からドライブナビゲーション、徒歩ナビゲーション、ターン矢印の画面

 海外進出を決めた理由は、目的地を指定して、GPSを利用し現在地からの経路を検索したり、公共交通や徒歩、クルマといったさまざまな移動手段を考慮したルートナビは、国内にとどまらず世界各地の都市で需要が高まっているためだとしている。またGPSの搭載や、低価格な高速データ通信が可能な3G携帯電話の普及が進んでいることから、NAVITIMEのサービスを提供する環境が、海外でも整ってきたという。

 今回の世界展開は、台湾や中国で行っているような、パートナー企業と共同でのサービス提供ではなく、「NAVITIME」ブランドを使用した自社のサービスとなる。米国でのサービスは、9月30日までは試行期間として全機能を無料で提供。PCまたは携帯電話からNAVITIMEのWebサイト(http://www.navitime.com/)にアクセスし、会員登録したうえで専用アプリをダウンロードして利用する。

 発表日時点での対応OSはWindows Mobile、対応端末はHTC Touch Cruiseのみとなるが、順次Webサイト上で対応機種を公表する予定だ。ナビタイムジャパンでは、今後BlackBerryやJava、Symbianなど、さまざまなアプリを提供するとしている。

Photo サービス開始に合わせて英語版のWebサイトも開設した。会員登録やアプリのダウンロード、地図の閲覧などができる
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