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» 2008年04月11日 19時24分 UPDATE

Mobile Weekly Top10:懐かしいあのNケータイも、メイド・イン・サイタマなのだ

NECの携帯電話を量産しているNEC埼玉には、かつて手がけた端末の一部が展示されている。アナログ方式の自動車電話からスタートした同工場の歴史は、携帯電話の歴史そのものだ。

[平賀洋一,ITmedia]

 今回のランキングで上位を占めたのは、好調なソフトバンクモバイルに関する記事。前回の携帯販売ランキング(3月24日〜3月30日)では、2007年春モデルの“PANTONEケータイ”「812SH」が総合1位となり、3月のキャリア累計純増数は11カ月連続でまたまたソフトバンクがトップだった。

 2007年1月にホワイトプランを開始して以来、ソフトバンクの人気は衰えていない。なかでもシャープ製端末やパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末の人気が高く、“キャラケー”や防水などの個性派端末を手がける東芝、薄型や5Mカメラなどが特徴のSamsung電子端末が続いている。

 と、ここで気になるのが「705N」「706N」以降、端末が供給されていないNECのソフトバンク向け端末だ。ソフトバンク孫社長に「5分ほどでお引き取り願った」と言われてしまったNECだが、今後は魅力的な端末を企画中だという。

 先日の工場見学の際にこのことをぶつけてみたが、当然具体的なことは触れず「楽しみに待っていてほしい」とのことだった。

 さて、そのNEC埼玉の1階ロビーには、かつて生産していた端末の一部が展示されている。記事中で紹介した海外向けの自動車電話や携帯電話から始まり、端末が厚さ9.8ミリという極薄サイズへ進化していく過程を目にすることができる。展示はされていないが、この工場ではかつてPHSも生産していた。もちろん、これから登場するであろうソフトバンク向け端末もこの工場から生まれることになる。

photophoto 工場創業当時に作っていた海外向けの自動車電話。当時はパーソナル無線も手がけるなど“無線機工場”という位置付けだったようだ

photophotophoto 持ち運べる自動車電話の「TZ803AI」は、携帯電話ではなくショルダーホン(左)。初めてNEC埼玉で生産された携帯電話が「9A」(中)。海外向けのため日本では市販されなかった。初の日本向け端末が「TZ-802B」(右)。このころのボディはストレート型とはいえ、辞書のように分厚い

photophotophoto 1991年に登場した初の折りたたみ端末「TZ-804B」(左、中)。1995年には今のムーバと同じデジタル規格の「TZ-822B(NII HYPER)」を生産

photophotophoto そして1999年に、iモード対応端末「N501i HYPER」が登場。翌2000年に256色表示のカラーディスプレイを搭載した「N502it」、2001年にFOMA1号機の「N2001」を量産した

photophotophoto このころから、メールやWebなどのネット対応を皮切に多機能化が進んだ。2002年にはNEC初のカメラ付き端末「N251i」、2003年にテレビ電話対応の「N2102V」、2004年に無線LAN搭載の「N900iL」を生産開始した

photophoto 2006年ごろから、NECのケータイ開発が変わり始めた。ケナフから作ったバイオプラスチック製の「N701iECO」や、デザインを重視した開発の先駆けとなった「N702iD」など、従来とは異なる路線の端末が登場する(右)。2006年の「N902iX」は初のHSDPA対応端末。そして極限の薄さにチャレンジした「N703iμ」。このころの端末は、まだ記憶に新しい

photo もちろん、現行機種も展示中だ

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