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» 2008年05月23日 21時56分 UPDATE

中国・北京でも日本のケータイ、使えます:北京オリンピック“ケータイ”活用ガイド (1/4)

2008年8月に北京オリンピックが開催される。日本からも多くの人が観戦のために中国・北京へ訪れることだろう。今使っているケータイが中国でも使えるのか。そもそも中国でケータイの電波は入るのか。現地プリペイドSIMカードはどうやって購入するのか。香港在住の筆者が一足早く「日本のケータイが中国でどう使えるか」を現地で試した。

[山根康宏,ITmedia]
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 数年前まで、日本で普段使う携帯の多くは海外で使えなかった。ケータイを海外でそのまま使えるのはごく一部の機種とユーザーに限られていた。

 しかし2008年現在、普段使うケータイをそのまま海外でも利用できる「国際ローミング」サービスに対応する機種がかなり増えた。中には自分のケータイが海外対応と気が付かずに利用している人もいるかもしれないが、各事業者の国際ローミングサービスは一部を除き、音声通話に加えパケット通信も利用できるようになっている。

 今回は「北京オリンピック観戦」をテーマに、中国でケータイがどう使えるのかを試す。国際ローミング対応機種であれば、北京にいながら、日本で使うのと同じようにメールを送受信したり、観光情報などにアクセスして情報を収集することも可能である。

北京でも日本のケータイは使える

 ではどの端末が海外でそのまま利用できるだろうか。各事業者別の対応状況の概要は下記の通り。最新情報やサービスの詳細は各事業者の案内サイトも参照してほしい。

NTTドコモ

 FOMA「WORLD WING」対応機種で利用可能。ただし、中国の通信方式は現在GSM方式のみのため、905iシリーズ以降など「3G+GSM」対応機種で利用できる。そのほか、SIMPUREシリーズなど一部の機種もGSM方式に対応する。

 自分のケータイが中国(GSM)非対応機種の場合は、海外対応FOMA端末をレンタルし、自分のFOMAカードと差し替えることで、普段の電話番号とメールアドレスを海外でそのまま利用できる。なお、6月1日からWORLD WING向けのレンタル端末を「N705i」(amadana white)に変更するとともに、レンタル料金も改定する。事前予約した場合のレンタル料は、従来の105円/日から315円/日になる。


ソフトバンクモバイル

 「世界対応ケータイ」に対応したソフトバンク3Gケータイが海外での3G/GSM通信に対応し、そのまま中国で利用できる。

 なお、ドコモのFOMAと同様に自分のケータイが中国(海外)非対応の場合は、海外対応の端末をレンタルできるサービスもある。その場合、自分のソフトバンクUSIMカードを差し替えることにより海外で利用できる。レンタル機種は「703SH」(2008年5月末現在)、レンタル料金は840円/日。


KDDI(au)

 auの国際ローミングサービスは前述の2社とは若干異なり、複数のパターンがある。

  1. グローバルパスポートCDMA:普段利用するグローバルパスポートCDMA対応機種がそのまま中国で利用できる
  2. グローバルパスポートGSM(海外・国内兼用機種) 普段利用するグローバルパスポートGSM対応機種(2008年5月22日現在、「W62S」のみ)がそのまま中国で利用できる。
  3. グローバルパスポートGSM(au ICカード対応機種) 普段利用するケータイがauICカード対応機であれば、海外用GSM端末をレンタル(または購入)し、自分のauICカードを差し替えて海外で利用できる。なお、この方法で利用できるサービスは音声通話のみとなる。

 レンタル機種は「W62S」「NOKIA 6070」「NOKIA 5070」など。レンタル料金は315円/日(30日まで)、1323円/週(31日以降)。申し込みジム手数料525円/件、補償料(任意)1端末210円/日。


イー・モバイル

 国際ローミングサービスは提供していない。海外で契約したプリペイドSIMカードに差し替えることで、そのまま利用できる機種(EMONSTER)がある。(2008年7月11日追記:7月29日に開始


ウィルコム

 「X PLATE」が対応。現地の通信カード(PIMカード)を入れることで、現地電話番号による音声通話が利用できる。(2008年7月11日追記:PIMカードレンタルサービスを開始)


photo 最近は国際ローミングサービス専用のパンフレットを用意する事業者もある
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