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» 2008年06月02日 21時03分 UPDATE

もっと動画と写真で解説する「F906i」

待受画面上からすぐ、Google検索できるサーチ機能に注目が集まる「F906i」だが、実は細かい機能の強化点も見逃せない。端末の傾きに連動する待受画面、よく使う機能に待受画面上からアクセスできる待受ショートカット、7色から選べるバックライト、YouTubeを視聴できるFlashなど、多彩な機能が搭載された。

[後藤祥子,ITmedia]

 検索機能の強化に注目が集まる「F906i」だが、実は細かい機能の向上が図られるとともに、新たなエンタテインメント機能も盛り込まれている。どこが新しくなったのかを紹介しよう。

よく使う機能に待受画面からアクセス――「待受ショートカット」

 富士通のFOMAには、待受画面上にカレンダーや予定、着信メールを表示する「待受カスタマイズ」という機能があるが、F906iはこれに加え、待受画面上によく使う機能をアイコンとして貼り付ける「待受ショートカット」が搭載された。

 アイコンは最大15まで設定でき、アドレス帳の任意の電話番号やメールアドレス、iモードの画面メモを貼り付けることも可能。メールを書きかけて途中で中断したときには、待受ショートカットに設定するかどうかを選べ、設定すれば書きかけたメールに待受画面上からアクセスして続きを書くことができる。

 貼り付けるアイコンは、好みのデコメ絵文字に変更することも可能。予定やカレンダーだけではない、さまざまな機能にアクセスできるようになったのは便利だ。

sa_ff11.jpgPhoto ディスプレイ下部に表示される「待受ショートカット」(左)。よく使う機能だけでなく、任意の電話番号やメールアドレス、画面メモも貼り付けられる(右)

sa_ff13.jpgsa_ff14.jpgPhoto 書きかけのメールを一時的に貼り付けることも可能で、メールを送信すると待受画面上から自動で削除される(左、中)。アイコンは好みのデコメ絵文字に変更できる(右)

振ると、傾けると待受画面が変化

 F906iには3軸の加速度センサーが搭載され(センサーは底面の中央部付近に搭載)、端末を叩いてアラームを止めたり、歩数計として活用したりといった新たな機能が追加された。F906iではセンサーを実用面だけでなく、エンタメ機能としても使っており、その1つが、振ったり傾けたりすると変化する待受画面だ。

 プリセットの待受画面はセンサーと連動する仕様で、端末を振ると画面上の蝶の色が変化したり、端末を傾けると人が左右上下に移動したり、リングが転がったりと、ちょっとしたゲーム感覚で楽しめる。

  • ↓「F906i」のモーションセンサーに連動した待受画面(1)。端末を傾けると待受画面上の人が移動する

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  • ↓「F906i」のモーションセンサーに連動した待受画面(2)。端末を振ると蝶の色が変化する

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スポーツ中継などで便利――ワンセグの横画面時もデータ放送画面

 スポーツ中継や途中からドラマを見たときなどに便利なのが、ワンセグのデータ放送。野球のスコアやドラマのストーリーを確認できるなど、役立つ情報が配信されるデータ放送が、F906iでは横画面時にも表示できるようになった。データのオン/オフは、左下ソフトキーで切り替えられる。

Photo 横画面でもデータ放送を表示できるようになった

フルブラウザでYouTubeを視聴できる――Adobe Flash Lite 3.0搭載

 F906iはAdobe Flash Lite 3.0搭載が搭載され、Flash 8相当の動画を内蔵フルブラウザで視聴可能になった。視聴できるのは10Mバイトまでの動画で、フレームレートも落ちるが、“とりあえず見たい”時には便利だ。

メールの入力時に「TVキー」「サーチキー」「マルチキー」を押しても誤操作しない

 従来のF端末では、メールの入力時などにダイヤルキーの最下段にある[TV]キーや[マルチ]キーを押すと誤操作してしまったが、F906iでは文字入力時にこれらのキーを誤って押しても動作しないようになった。

Photo メール入力時に誤って最下段のキーを押しても動作しなくなった

7色から選べるダイヤルキーのバックライト

 F906iはダイヤルキーの色を7色から選べるようになった。キーを押すたびに色が変わるようにも設定でき、エンタメ感覚で文字入力を行える。キーのバックライトは、ホワイトが全面照光で、他の3色は文字部分のみが光る仕様だ。

 ダイヤルキーは、[5]キー以外のキーの中央が若干盛り上がっており、押しやすくなっている。

sa_ff01.jpgPhoto 7色から選べるダイヤルキーのバックライト。ホワイトはキーが全面照光し、他の色は文字部分のみが光る

Photo ダイヤルキーは[5]キー以外のキーの中央が山型に盛り上がっており、押しやすくなったという


  • ↓キーを押すたびにバックライトの色が変わる「F906i」

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  • ↓「F906i」の不在着信通知。不在着信は、背面に電話とメールのアイコンも表示されるようになった

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“知りたい”と思ったら、すぐ検索――サーチキー

 F906iの目玉機能といえば、やはりサーチキーだ。このキーを押すと待受画面上に検索窓が表示され、iモードやフルブラウザ、地図、時点、メール、電話帳を検索できる。iモードとフルブラウザはGoogle検索を採用しており、テレビを見ながらケータイを使うユーザーが増える中、気になるアーティストの着うたを探したり、番組のより詳細な情報を知りたいときなどに便利に使える。

 また案外、役立ちそうなのが、「地図」の検索だ。ここで入力した地名などの結果は内蔵の地図アプリに渡され、地図アプリ上で検索するよりすばやく条件を入力できる。

 メールと電話帳の検索はSymbian OS 9.5のSQLデータベースで実現したもので、現状は送受信者の名前からの検索のみの対応となる。ここは、キーワード検索などが可能になるよう機能の拡張を期待したいところだ。

sa_ff03.jpgsa_ff05.jpgPhoto iモードとフルブラウザはGoogle検索と連動。ニュース検索や画像選択も選べる(左、中)。右は検索結果

Photo 地図検索の結果は、地図アプリと連動する

指紋センサーを十字キー代わりに

 セキュリティ用途で搭載された指紋センサーをフルブラウザなどの操作時に利用できるようになったのも、F906iの特徴だ。利用にあたっては(1)すべての機能を有効(2)フルブラウザとiアプリのみ有効(3)無効 の3通りから設定を選択でき、指紋センサーの感度やダブルタップの感度を3種から選べる。

sa_ff07.jpgsa_ff08.jpgPhoto 十字キー代わりに使える指紋センサー。利用シーンや感度はカスタマイズできる


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