第1回 日本のケータイユーザーのことを考えた、新たな“タッチ”の操作感──「SH906i」の魅力(2/2 ページ)

» 2008年06月03日 10時00分 公開
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タッチパネルで手書き認証、テレビ電話時の操作パネルにも

 このほかSH906iのタッチパネルは、手書き認証用の文字認識エリアとしても利用されている。TOUCH CRUISER搭載機種にも用意されていた手書き文字認識を、タッチパネルで利用できるようにしたもので、指で描いた軌跡がそのまま画面上に現れるため分かりやすい。

 ちなみにこの手書き認証は、横画面モードでは入力エリアのほかに「認証」「クリア」「暗証番号」「終了」といった補助用のボタンが表示される。暗証番号の入力も画面上に表示される数字を押すだけと簡単だ。縦画面モードでは従来の手書き認証よりも広いエリアに直接入力が可能で、より使いやすくなっている。

PhotoPhoto タッチパネルを用いた手書き認証機能も備えている。こちらは横画面と縦画面のそれぞれに専用のユーザーインタフェースを用意している。タッチパネルを活用し、画面上に分かりやすくボタンを配しているのがポイントだ

 SH906iでテレビ電話を利用する際は、インカメラを搭載していないため、ディスプレイを180度回転させ、アウトカメラで自分を映しながら会話をすることになる。この場合、送信画像の切り替えや通話の保留などの操作がしにくいが、自分の顔を送信している最中に[カメラ]キーを押すと、サブメニューを操作するための操作パネルを表示できる。また[カメラ]キーを長押しすると、プッシュホン信号を送信する「DTMF送信モード」に切り替わり、タッチパネルで番号を入力可能になる。細かな部分にまで配慮が行き届いている点に驚かされる。

光センサーで指の動きを検出する「光TOUCH CRUISER」

 さて、先に紹介したタッチパネルが、主にSH906iを横画面で活用する際の利便性を考慮して搭載されたデバイスであるのに対し、縦画面でSH906iを快適に利用するために用意されたデバイスが「光TOUCH CRUISER」である。

 光TOUCH CRUISERは、名称こそTOUCH CRUISERを継承しているが、「SH904i」や「SH905i」「AQUOSケータイ SH905iTV」などに搭載されていた静電容量式のタッチパッドではなく、光センサーを用るポインティングデバイスだ。TOUCH CRUISERのパッドは決定キーやソフトキーの上に配置されていたが、光TOUCH CRUISER決定キーに内蔵されているため、カーソル(ポインタ)操作のために決定キーから指を離す必要がない点が大きな進化ポイントだ。

PhotoPhoto 光TOUCH CRUISERは、決定キーに内蔵する形で搭載している。決定キーから指を離すことなく操作できるのがポイントだ

 この光TOUCH CRUISER、決定キー上で指を軽く動かすだけで縦、横、斜めのカーソル操作ができるため、慣れるととても便利だ。カーソルを画面の端まで移動させれば、自動的にスクロールしてくれるのも使いやすい。

 カーソルを動かす速度は指を動かす速さとほぼ同じで、速く動かせば高速に、ゆっくり動かせば細かく動かせる。メニュー画面はすべて光TOUCH CRUISERでの操作に対応しているので、十字キーではなく光TOUCH CRUISERだけですばやくメニュー項目にアクセスすることも可能。カーソルの移動速度とスクロール速度は速い/普通/ゆっくりに調整できるので、好みの感度で利用できるのもうれしい。

 特にメニュー操作時やiモード閲覧時は重宝する。最小限の指の動きでカーソルが自由に動かせるので、十字キーを何度も押す必要がなく、目的の項目にすぐにたどり着ける。こうした携帯電話ならではの操作は、光TOUCH CRUISERがもっとも得意とするもので、縦画面での快適さをさらに向上させている。なお光TOUCH CRUISERは、設定でオフにして通常の決定キーとしても利用できる。

PhotoPhoto メニュー画面で光TOUCH CRUISERを使うと、対応画面ではカーソルが現れる。十字キーで操作するよりも快適にすばやく目的のメニューにアクセスできる。カーソルに対応していない場所でも、光TOUCH CRUISERを縦に動かせば項目のハイライトが1つずつ移動する

 従来機種から継承されている、十字キーや決定キーを使う携帯電話ならではの操作体系を拡張した光TOUCH CRUISERと、タッチパネルディスプレイによるシンプルな分かりやすさ、快適さ、直感的な楽しさが融合されたSH906i。この端末は新しいインタフェースが好きなユーザーと、旧来のインタフェースが好きなユーザーのどちらにとっても魅力の大きな製品に仕上がっている。

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企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年6月30日