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» 2008年06月04日 05時09分 UPDATE

写真で解説する「Woooケータイ W62H」 (1/3)

ディスプレイが横にも開く新機構“2WAYオープンスタイル”を採用する「Woooケータイ W62H」。どこかで見たことのあるスタイルではあるが、ワイド画面の有機ELディスプレイと横向き画面でワンセグや動画コンテンツ、横向きゲームアプリなどのAV機能を高画質に楽しめる“ハイエンドAV-Gear”に仕上げた。

[岩城俊介,ITmedia]

 映像美を追求した“Woooケータイ”の第2弾は新機構「2WAYオープンスタイル」を採用──。「Woooケータイ W62H」は2007年秋冬モデルの人気機種「Woooケータイ W53H」に続く日立製作所製のハイエンドワンセグ端末として登場する。

 外観上の特徴はやはり、ディスプレイが横にも開く「2WAYオープンスタイル」。Woooケータイ W53Hから継承した発色性に優れる2.8インチのワイドQVGA(240×400ピクセル)有機ELディスプレイにより、ワンセグや新サービス“LISMO Video”などの動画コンテンツを高画質で楽しめる。

photophoto 日立製作所製の「Wooo W62H」。カラーはLaser Blue、Flash Silver、Shade Blackの3色を用意する。ブルーは“高温の青い炎”をイメージしたつやありカラー、シルバーはマジョーラカラーで粒子が見る角度によりさまざまな色に変化する。ブラックは“全ての光が吸い込まれるような”をイメージしたマットな質感が特徴。左右非対称の「アシンメトリーデザイン」を採用。絵の構図を決めるときに用いる“Finger Frame”をコンセプトにしたという
photo ディスプレイが横にも開く“2WAYオープン”機構を採用。横開き時はディスプレイを好みの位置で止めて使える

 その機構は、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」「P906i」「920P」「921P」の“Wオープンスタイル”や、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W44S」のヒンジに似ている。片側で支持するもう1つの軸でディスプレイが横に開く仕組みだ。ヒンジ部にはややふくらみがあるが、ボディとは異なるつややかな蒸着塗装のパーツを施し、これをデザイン上のアクセントとして演出する狙いがあると思われる。WINロゴとともに、ヒンジとボディの間がすーっと1本の線で光る「ルミナススリット」と呼ぶイルミネーションを備える。

 裏面はカメラなどの出っ張りがないフラットな形状。本体の厚さは18.2ミリで、決して前機種のような“極薄”モデルではないが、両端の角に丸みを設けたことでなかなか握りやすく、手にしたときの重量バランスもかなり考えられているように思う。

 ワンセグは、最近“映像性能を追求する”機種で流行のフレーム補間機能「なめらかモード」を採用する。なめらかモードは15fps(毎秒15フレーム)のワンセグ映像を最大30fpsにし、場面変化が激しく、動きの早いスポーツ番組などでもカクカクしない、なめらかな映像表示を実現する技術。日立製作所のハイビジョンテレビ“Wooo”シリーズで培ったカラーマネジメント技術や1.3倍速の音声付き時短再生、タイムシフト再生などの機能も設ける。

photophoto 右側面の横開き用ヒンジが1ミリほど出っ張ってしまうが、賛否両論があったW44Sほど“ヒンジが主張”する形状ではない。ただ、ドコモのP906iを見てしまった後なので、今後もこのスタイルを採用するならば進化するの余地はありそうだ。そういえばこのau夏モデルにパナソニック モバイルは新機種を投入しない(左)。裏面は出っ張りがなくフラットな形状。有効197万画素のカメラ、フォトライト(撮影補助用ライト)、赤外線ポート(高速なIrSimple対応)、ストラップホール、FeliCaマークなどがある(右)
photophoto ディスプレイの左側面にワンセグ用ロッドアンテナがある。収納時に出っ張りなく、あるのさえ気がつかないほどきれいに収まるのはよいが、取り出しにくいのが少々難点(左)。横置きスタイルで設置できる卓上ホルダも用意する。充電はもちろん、USBクレードルとしても機能し、PCとUSB接続して音楽データの転送などが可能(右)
photophoto 本体左側面に平型イヤフォン端子、マルチ/マナーキー、上(フォトライト/横オープン時にPCサイトビューアー起動)/下キー(TV/ヨコオープン時にau Media Tuner起動)、本体右側面に充電・通信端子と充電・通信用接点がある
photophoto 本体上面、底面に端子類はなし。ヒンジは右側がやや盛り上がっている
photophoto 1つ1つに段差を設けたフレームレスキー。円形の十字キーは縦でも横でも操作しやすくするための工夫だという(左)。microSDスロットはバッテリーを外してアクセスする。microSDHCは残念ながら対応しない(最大2GバイトのmicroSDを使用可能)。バッテリーは3.7V/850mAhの「53HIUAA」型
photo ダイヤルキーは、全カラーの本体共通で白色に光る
photophoto  
photophoto Wオープンスタイルを採用するドコモの「P905i」とサイズを比較。P905iは49(幅)×106(高さ)×18.5(厚さ)ミリ/重量約137グラム、Woooケータイ W62Hは51×106×18.2ミリ/重量約125グラム。サイズはほぼ同じくらいだが、W62Hは数値以上に軽量に感じる。横オープン時の姿はやはりかなり似ているといえよう
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