写真で解説する「THE PREMIUM WATERPROOF 824SH」(2/3 ページ)

» 2008年06月05日 23時20分 公開
[田中聡(至楽社),ITmedia]

 前モデルとなるTHE PREMIUM TXTURE 823SHと比べて、スペックは大きく進化した。ディスプレイは823SHの2.6インチモバイルASV液晶から、2.8インチのNewモバイルASV液晶(解像度はいずれも240×400ピクセルのワイドQVGA)に、カメラはAF非対応の200万画素からAF対応の320万画素に強化されている。また、823SHでは非対応だった撮影補助用ライトを824SHは搭載している。824SHは厚さが15.3ミリと、823SHの厚さ15ミリからわずか0.3ミリしか増していないにもかかわらず、防水仕様で、なおかつワンセグアンテナを内蔵している点は特筆に値する。

 新機能としては、イルミネーション付きで癒しの音楽を再生できる「リラクゼーションタイム」、着信したように振舞える「見せかけコール」を搭載。発着信履歴に「頻度順」が加わり、ワンセグの音質と画質設定で「ジャンル連動」を利用できるようになったのもポイントだ。

 サービス面では、THE PREMIUMシリーズでは初めて国際ローミング(3G+GSM)、PCメール、きせかえアレンジに対応。3Gハイスピード、S!ミュージックコネクト、おサイフケータイ、Bluetooth、PCサイトブラウザなども従来どおり利用できる。新サービスの「着デコ」と「ダブルナンバー」、S!GPSナビには非対応だが、逆に言えば、この3つ以外のサービスはほぼ網羅している。

 また、ソフトバンク端末では珍しく、THE PREMIUM WATERPROOF 824SHには卓上ホルダが同梱される。これは、「充電用の端子カバーを(充電のたびに)開閉すると、完全にカバーを閉めなかったために浸水する可能性が増すので、なるべく端子カバーを開閉しないよう配慮した」(説明員)ための措置だという。ホルダは端末を縦と横どちらにも置けるデザインになるという。

Photo デフォルトで設定されているメニュー画面。アイコンの種類は921SHなど最近のシャープ端末と同じだ
PhotoPhotoPhotoPhoto 「きせかえアレンジ」は2種類をプリセットしている
PhotoPhoto 発着信履歴に「頻度順」が追加。電話で連絡を取る相手が決まっている人には便利な機能だ。従来どおり「日時順」の表示もできる
PhotoPhoto ワンセグはディスプレイを倒すと起動するが、マナーキーを押すと縦画面に切り替わる
PhotoPhoto 横画面でも設定メニューを呼び出せる
PhotoPhotoPhoto ショートカットを使えば、テレビを見ながらメール作成ができる。ただしワンセグとWebを同時に表示することはできない
PhotoPhotoPhoto 「AVポジション」を「ジャンル連動」に設定すれば、番組ジャンルに合わせて最適な音質と画質に調整される(左)。指定した時間にワンセグを起動できる「お目覚めTV」も用意(中央、右)
PhotoPhotoPhotoPhoto 文字変換ソフトは「ケータイShoin6」を搭載。他社ケータイと互換性のある「新デザイン絵文字」も採用されている
PhotoPhotoPhoto イルミネーション+メロディで癒しの時間を演出する「リラクゼーションタイム」。防水ケータイということで、バスルームで使ってもらうことをねらった機能だと思われる。「Relax」「Sleep」「Refresh」「Healing」「Cheer」「Flash」の6つのテーマがプリセットされている。右の写真は「Relax」を再生した画面
PhotoPhoto リラクゼーションタイムを再生すると、キーバックライトとヒンジ部のイルミネーションが点灯する

Get Macromedia FLASH PLAYER THE PREMIUM WATERPROOF 824SHの「リラクゼーションタイム」機能を起動すると、このようにキーのバックライトとヒンジ部のイルミネーションが点灯する

(このムービーをご利用いただくにはFLASHプラグイン(バージョン8以上)が必要です。ムービーはこちらからでも参照できます)

PhotoPhotoPhoto イルミネーションのパターンとキーバックライト色は個別に設定できる

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