auの販売ランキングも夏モデルの投入と割賦販売制度の導入効果か、動きがやや激しくなってきた。
今回の首位はカシオ計算機製の「W61CA」(前回2位)が獲得。最近、今回2位の日立製作所製「Woooケータイ W53H」(前回1位)と抜きつ抜かれつの争いを演じている。
続いて3位にパナソニック モバイル製の「W61P」(前回4位)、4位にシャープ製の「AQUOSケータイ W61SH」(前回3位)、5位に旧三洋電機製の「W61SA」(前回5位)がランクイン。上位は顔ぶれこそ同じだが、最近、毎回順位が入れ替わっており、キャリア総合ランキングも含めて勘案するとかなりの接戦だと予想される。
今回大きく順位を上げたのは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Cyber-shotケータイ W61S」。前回のランク圏外から7位へ躍進した。Cyber-shotケータイ W61Sは発売時期が遅かったため、2008年春モデルで唯一フルサポートコース「0円/1円」まで値下げする店舗が少なく、かつ6月10日に開始したシンプルコースの割賦販売+低廉な料金プランに対応する機種である。
この結果はおそらく、購入時の負担が少ない(頭金0円から3000円ほど)シンプルコース割賦販売の効果だ。ちなみに今回上位を占めている機種はフルサポートコース「0円/1円」の春モデルである。
auの新機種は、6月10日に「W62K」と「W62T」、14日に「Sportio」が登場したが、今回は残念ながらいずれもランクインは果たせなかった。今週は19日に「W63K」と「W64K」も発売されたが、次回以降、どんな変動があるか、そしてそのほかの注目機種が登場するとどうなるかに注目したい。
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