ケータイの新機種選び、3割が“店員の説明で”決定

» 2008年06月23日 12時32分 公開
[ITmedia]

 NTTレゾナントとネットマイルは6月19日、「携帯電話の購入決定(店頭での説明の重視度)に関する調査」の結果を発表した。同調査はgooリサーチ登録モニターおよびネットマイルが保有する調査モニターを対象に、2007年12月と2008年5月の2回にわたって実施したもの。12月19日から同22日までの調査の有効回答者数は3万5395名、5月27日、28日の調査の有効回答者数は1983名。

 「機種変更(電話機の買い替え)の経験のみある」人の割合は約半数。「機種変更(電話機の買い替え)とキャリア変更の経験どちらもある」人は約4割となっており、この傾向は2007年12月と2008年5月で変化は見られなかった。

 携帯電話購入の際の比較検討状況については、「携帯電話・PHS会社は決まっていたが、機種は比較検討して決めた人」が約5割で最多。これに「購入する機種を最初から決めていた人」が約4割、「比較検討して、携帯電話・PHS会社も機種も決めた人」が約1割で続いた。この傾向も2007年12月と2008年5月で変化は見られないという。

 機種を決定する際に「店員の説明を受けて」機種を決定した人は全体の約3割強を占めた。その内訳は「店頭の説明を受けてその場で決定した人」が約30%、「店頭の説明を受けた上でそれ以降に決定した人」が約6%。2007年12月と2008年5月で現在利用している機種とこれまでに利用していた機種での傾向は変わらなかった。

 店頭での説明を受けない人の内訳をみると、「店頭で端末を自分で見て、その場で決定した人」が約3割、「店頭に展示されている端末を自分で見た上で、それ以降に決定した人」が1割強、「店に行くのはあくまでも買うため(店頭でじっくり見ることはあまりしない・参考にしない)人」が約2割となる。

 最も決め手となった情報については、現在利用している機種、これまでに利用していた機種ともに、半数が「店頭で見て(聞いて)」と回答している。この傾向は2007年12月と2008年5月で変わらない。その他「カタログを見て」が約17%、「携帯電話・PHS会社のホームページ」が約10%となった。

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