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» 2008年07月07日 12時22分 UPDATE

6月28日〜7月4日:5分で分かる、先週のモバイル事情

7月1日、ドコモが本社受付に新ロゴを掲出し、名実ともに“新しいドコモ”としてスタートを切った。ウィルコムはARM11搭載の「WILLCOM 9」発表し、新たに「ウィルコム ガジェット」サービスを開始。日本通信は、ドコモの3G網を利用したデータ通信サービスを8月に開始すると発表した。

[ITmedia]

名実ともに“新しいドコモ”に――本社に新ブランドロゴ

Photo ドコモ本社受付前ロゴの除幕式に参加したNTTドコモの山田隆持社長と、女優でドコモのテレビCMに出演中の成海璃子さん

 7月1日、ドコモ本社の受付に新しいロゴがお目見えした。除幕セレモニーには、新社長に就任した山田隆持氏と、ドコモのテレビCMに出演中の女優、成海璃子さんが参加。この日をもって、名実ともに新しいドコモに生まれ変わった。

 新規キャリアの参入や番号ポータビリティの開始など、携帯電話市場のビジネスモデルが変革期を迎える中、“一人負け”といわれてきたドコモは、4月に「新ドコモ宣言」を発表し、顧客本位の経営に舵を切ると宣言。創業以来、初めてブランドロゴを刷新するとともに、ドコモの地域会社を中央に1社化することで経営の迅速化や効率化を図る。

 除幕式を終えた山田氏は、「新たなブランドロゴのもと新たな成長を目指し、変革とチャレンジに向けて邁進していく」と宣言。「お客様の視点に立って、お客様の満足度を何としてもさらに向上させていきたいという大目標に向かう、いよいよ実行の時。全社員が力を合わせて大目標に向かって進んでいきたい」と、決意を述べた。

ウィルコム、ARM11搭載の「WILLCOM 9」発表――ガジェットサービスを開始

Photo ARM11搭載、ウィルコム ガジェットに対応した「WILLCOM 9」

 ウィルコムが7月3日、ARM11を搭載した新端末「WILLCOM 9」を発表した。

 WILLCOM 9は、ミニマムで洗練されたデザインとコンパクトなサイズで人気を博したW-SIM対応端末9(nine)シリーズの最新モデル。ボディ形状はストレート型から折りたたみ型になり、新たに高性能CPUの「ARM11」を搭載した。

 「9(nine)」シリーズのシンプルさはそのままに、カメラやデコラティブメールに対応。待受画面上にネット上のさまざまな情報を表示したり、便利な各種ツールを設定できる新サービス「ウィルコム ガジェット」に対応する、初の端末となる。

 ウィルコムガジェットは、ACCESSのNetFront Browser Widgetsの採用で実現しており、ACCESSは7月1日にモバイル向けウィジェットコミュニティサイトのβ版を公開している。

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ウィルコム | ARM | WILLCOM 9 | ガジェット | NetFront | W-SIM


イー・モバイル「EM・ONEα」のIP電話、050番号や着信に対応

 イー・モバイルは7月1日、シャープ製スマートフォン「EM・ONEα」のIP電話機能を向上させ、050番号の付与と一般の固定電話や携帯電話からの着信機能を提供開始した。

 同端末にプリセットされるJAJAH Phoneのバージョンアップで実現したもので、7月1日以降に最新版のJAJAH Phoneを新規インストールした場合に050番号と着信機能を利用できる。

 EM・ONEαで050番号を利用するには、初期費用400円と月額料金380円が必要。通話料金は、国内固定電話向け2.4円/分、国内携帯電話向け15.99円/分、米国固定電話向け2.14円/分。支払いはクレジットカードでチャージするが、初回登録時に300円分の無料通話が付与される。電話をかけた側の通話料は回線によって異なり、イー・モバイルの音声端末向けプラン(ケータイプラン+定額パック24)では5.25円/30秒となっている。EM・ONEα同士の通話は、加入者に発行される“JAJAHナンバー”を使うことで無料で行える。

日本通信、ドコモの3G網を利用したデータ通信サービスを開始

 日本通信が8月7日から、ドコモの3G網を利用したデータ通信サービス「b-mobile3G」を提供すると発表した。同サービスは、日本通信がドコモとレイヤー3接続で合意したことを受けて開始するもので、第1弾のサービスとして、最大利用時間を150時間に設定したデータ通信サービス「b-mobile3G hours150」を提供する。

 b-mobile3G hours150は、下り最大3.6Mbpsのデータ通信を最大150時間(有効期限は480日間)利用できるPCデータ接続サービス。月額制のパケット定額プランではないことから、月によってデータ通信の利用頻度に差があるような場合に、無駄なく利用できるのが特徴だ。課金は1分単位で減算され、使い切ったあとには時間や期間を更新して引き続き利用できる。更新用のライセンスは、2008年秋の発売を予定している。

 日本通信はまた、来年度をめどに、レイヤー2接続の実現を目指すとしており、「2009年にレイヤー2接続が実現した段階で、ユビキタス端末やドッチーカ、FMC型のIP電話を提供できる」としている。

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データ通信 | 日本通信 | NTTドコモ | FMC | IP電話


2010年までに2Gサービスを終了――ソフトバンクモバイル

 ソフトバンクモバイルは7月3日、2010年までに2Gサービスを終了すると発表した。同社は2Gサービスの新規申し込み受付を3月末で終了しており、現在、2Gユーザーは総契約数の約2割にあたる414万人となっている。

 ソフトバンクモバイルは、1994年4月に2Gサービスの提供を開始。3Gは、2002年12月にサービスをスタートさせ、キャリアポータルの「Yahoo!ケータイ」や国際ローミングサービスの「世界対応ケータイ」を提供するとともに、下り最大3.6Mbpsの通信が可能な「3Gハイスピード」などを展開してきた。2Gサービスの終了は、こうした取り組みが奏功し、3Gへの加入者が増えたことから、「3Gサービスに経営資源を集中するため」としている。

“活性化プラン”で市場はどう変わったか――第2回 モバイルビジネス活性化プラン評価会議

 総務省が7月1日、「モバイルビジネス活性化プラン評価会議」の第2回会合を開催。この評価会議はモバイルビジネス活性化プランの発表後、業界がどのように変わったかを評価するもので、総務省がこれまでの進捗状況について説明した。

 販売モデルの見直しについては、KDDIの割賦販売導入で各キャリアの割賦販売が出そろったことから、「端末代金は分離されつつあり、家族間通話無料も入ってくるなど、料金の多様化も進んでいる」とし、MVNO事業についても「今年に入って、ISPを中心にして、MVNOマーケットへの進出が始まっている。これまでにMVNO事業化ガイドラインを策定し、2008年5月に2回目の改訂作業を行ったところ。キャリア各社にはMVNOへの卸売りに対して標準プランの策定と窓口の明確化するように要請している」(総務省)と、活性化プランがおおむねうまく機能しているという見方を示した。

 総務省ではまた、モバイルビジネスにおける市場環境整備を進めるための検討を「通信プラットフォーム研究会」進めているとし、研究会に参加するオブザーバーからのプレゼンテーションを受けて今後、自由討議や主要論点の整理に入る予定。ほかにもIDを自由に持ち運べる「IDポータビリティ技術」の標準化、端末・サービスの機能保証に関する責任分担モデルの検討などが発表され、フェムトセルについても「基地局はレンタルと売り切り制の2つの方式を導入する。本年秋を目途に運用ガイドラインを策定する」とした。

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