第3回 ワイドメニュー、“ながら見”ワンセグ、横フルブラウザ──「AQUOSケータイ SH906iTV」の横UI(1/2 ページ)

美しく鮮やかな映像と臨場感あふれる音声に加えて、AQUOSケータイ SH906iTVには「サイクロイドスタイル」という大きな魅力がある。今回はこの横画面を生かしたSH906iTVならではの操作性に迫る。

» 2008年07月14日 10時00分 公開
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Photo サイクロイドスタイルと光TOUCH CRUISERで快適な操作性を提供する「AQUOSケータイ SH906iTV」

 3.3インチのフルワイドVGA液晶にバーチャル5.1chドルビーモバイルを搭載し、オーディオとビジュアルの美しさをとことん極めた「AQUOSケータイ SH906iTV」には、AQUOSケータイ独自のサイクロイドスタイルならではの魅力も詰まっている。一般的な携帯電話を開いたときと同じダイヤルキーでの操作性は維持しつつ、ディスプレイだけを横向きにできるサイクロイドスタイルは、“ケータイの使いやすさ”とワンセグやフルブラウザ利用時の“横画面の使いやすさ”を両立させた快適な使用感を提供する。

 もちろん、ディスプレイを横向きにしてもさまざまな操作に違和感がないよう、ユーザーインタフェース(UI)は横向きの画面に最適化した専用のものを搭載する。AQUOSケータイとしては初の搭載となる光TOUCH CRUISERと合わせて、その操作性はさらに洗練されている。

横画面に最適な「ワイドメニュー」を新搭載

 前モデルの「AQUOSケータイ SH905iTV」でも、横画面で使うと便利なワンセグやフルブラウザ、マンガ・ブックリーダー、ゲームなどはサイクロイドスタイルで利用できたが、SH906iTVではさらにカスタムメニューやBookmarkなども横画面での快適な操作が可能だ。

 ちなみにSH906iTVでは、ディスプレイを回転させたときに、ワンセグを自動起動する設定をオフにもでき、ディスプレイを回転させると横向きの待受画面を表示させられる。すばやくフルブラウザなどを起動したいユーザーは、ぜひともこの機能を活用したい。

Photo カスタムメニューから「設定」→「表示・ランプ・省電力」→「画面設定」→「待受時回転連動設定」を開くと、ディスプレイを回転させたときにワンセグを起動するか、待受のままにするかを選べる

 横向きの待受画面で決定キーを押すと、横画面のまますべての機能にアクセスできる「ワイドメニュー」が開く。ワイドメニューは、通常の縦画面のメニューと同じアイコン配置で、横画面に最適化した画面になっており、メニューの第1階層だけでなく、第2階層目以下も横画面のままストレスなく操作できる。言葉でいくら説明するよりも、実際に見た方が分かりやすいと思うので、以下に操作手順を写真で紹介しよう。

PhotoPhoto 左はSH906iTVの横待受画面。白をベースとしたクールなイメージだ。ディスプレイを回転させて待受を表示する設定にしているか、ワンセグなどをディスプレイを横向きにしたまま終了すると表示される。ここで決定キーを押すと、右の画面のような横向きのカスタムメニューが表示される
PhotoPhotoPhoto iモードやiアプリ、メールなど、メニューの第2階層も専用メニューになっている。フリーカーソルにも対応しており、光TOUCH CRUISERでの操作も可能
PhotoPhotoPhoto おサイフケータイ、データBOX、メディアツールなど、縦画面と同じメニューが用意されている
PhotoPhotoPhoto ワンセグ、LifeKit、MUSICメニューも、まったく同じ操作性を実現しており、横画面でも違和感が全くない

 データBOXなど、フォルダを選択する画面では、SH906iなどと共通の大きなアイコン表示になるのもポイントだ。文字中心のメニューより視認性も高く、カーソルを使った選択も容易に行える。ちなみにデータBOX内の写真はサムネイルで表示される。さらにワンセグの録画データやiモーションなどの動画ファイルは動くサムネイルで表示するので、内容も確認しやすい。

PhotoPhotoPhoto データBOXを開くと、SH906iとよく似た大型のアイコンが表示される。マイピクチャフォルダでは、フォルダ内の写真がサムネイル表示される
PhotoPhotoPhoto サムネイルを選択するとすぐに横ワイド画面で全画面表示できるのも魅力だ。全画面表示では、写真をめくるように切り替えるエフェクトが楽しめる。ビデオフォルダなどにある動画データは、カーソルを合わせると内容がサムネイルとして表示される

 メールメニューは、受信トレイを開くとタイトルと差出人が左側に、本文のプレビューが右側に表示される。そのままメールを選択すると、横ワイド画面全体を使って本文を確認できる。

PhotoPhotoPhoto メールも横ワイド画面を活用して閲覧できる。受信トレイを開くと本文の先頭部分がプレビューできる2ペイン表示になり、読みたいメールを選ぶと横長の画面で本文が確認できる

 また横画面でワンセグを視聴中でも、BML(データ放送)の操作が可能。BMLと映像を同時表示させると、若干表示エリアは狭くなるものの、空いたスペースにはボタンガイドを表示し、無駄はない。横画面に最適なゲームやマンガ・ブックリーダーも利用できる。ちなみにプリインストールされるモバイルGoogleマップは、画面を縦横自由に切り替えて利用でき、見やすい方向が選べるのが便利だ。

PhotoPhoto (c)2008 Google - 地図データ
(c)2008 Geocentre Consulting, NFGIS, ZENRIN, Europa Technologies
モバイルGoogleマップは縦横どちらの画面でも利用でき、見やすい方向に切り替えられる

“ながら見”がさらに充実した「マルチウィンドウ」

 ワンセグを見ながら別の機能を利用する“ながら見”機能が充実しているのもSH906iTVの魅力の1つ。ワンセグ視聴中にフルブラウザやiモードサイトの閲覧、iチャネルの閲覧やメール作成などができるのはもちろん、ビデオプレーヤーで動画を再生しながらでも同様の使い勝手を実現している。

 サイクロイドスタイルは、ディスプレイを横向きにしてもダイヤルキーが隠れないため、ボリューム調整やチャンネルの切り替えなどが縦画面と同じように行えるほか、メール作成や電卓、スケジュールなどの機能を起動して文字や数字を入力することも可能なのがポイントだ。

PhotoPhotoPhoto ワンセグを見ながら、iモードサイトの閲覧やフルブラウザの利用、iチャネルの参照などが簡単にできる
PhotoPhoto 文字入力も可能なので、ワンセグを見ながらメールを書くことも可能だ

 マルチウインドウでワンセグ起動時に同時利用できるのは、iモード、メール、テキストメモ、フルブラウザ、電話帳、スケジュール、iチャネル、トルカ、電卓、サポートブック、マンガ・ブックリーダー、ドキュメントビューア、Bluetooth機能、データBOXのフォルダ一覧とファイル一覧の表示、ミュージックプレーヤーのプレイリスト一覧と音楽データ一覧の表示だ。ビデオプレーヤーを立ち上げている場合も、データBOXのフォルダ一覧とファイル一覧の表示、ミュージックプレーヤーのプレイリスト一覧と音楽データ一覧の表示以外は利用できる。

 iモード利用時に「iモード設定リセット」が利用できない、メール機能で「メール設定」は選べない、全画面表示される電子書籍などはマルチウィンドウにならない、Music&Videoチャネルは利用できないといった、一部の機能の制約はあるものの、たいていの機能は映像を見ながら利用できるので、テレビが手放せない人にはうれしい機能だろう。

 ちなみにマルチウィンドウは縦画面でも利用できる。長めのメールを書きたい場合などには、ワンセグの画面をさらに小さくして広めのスペースを利用し、メール作成が可能だ。

Photo マルチウィンドウは、縦画面でも利用できる。縦横どちらでも利用できるので、好みの使い方が選べる
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企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年7月31日