日本でのCDMAサービス、開始から10周年

» 2008年07月14日 14時38分 公開
[ITmedia]

 クアルコムジャパンは7月14日、日本におけるCDMA技術を用いた携帯電話サービスが、提供開始から10周年を迎えたと発表した。

 CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)とは、米QUALCOMMが開発したデジタル携帯電話用の技術。日本では、関西セルラー、九州セルラー(いずれも現在はKDDIに統合)と沖縄セルラーの3社が、1998年7月14日にcdmaOne方式でサービスの提供を開始した。cdmaOneは、PDCに比べて干渉波やノイズに強く、「つながりやすい」「切れにくい」「音がいい」といった特徴があった。

 その後cdmaOneはCDMA2000へと発展。またCDMA技術自体はW-CDMA方式にも応用され、第3世代携帯電話のコア技術となって世界中の携帯電話市場で採用されている。

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