利用シーンの広がるワイヤレスミュージックやスマートリンク辞書――進化した「W62SH」の機能(2/2 ページ)

» 2008年08月01日 10時30分 公開
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内蔵辞書+ネット辞書を使える「スマートリンク辞書」

 ケータイに国語辞典・英和辞典・和英辞典などの辞書機能を内蔵した機種が増えているが、W62SHはこれら内蔵辞書のほかに、ネット辞書を使ってリサーチできる「スマートリンク辞書」を備えているのが特徴だ。

 内蔵辞書は、約4万7100語句の「明鏡モバイル国語辞典」、約4万5700語句の「ジーニアスモバイル英和辞典」、約5万5800語句の「ジーニアスモバイル和英辞典」を用意。ネット辞書は、内蔵辞書の語句や語彙を豊富にした約5万8000語句の「明鏡国語辞典MX.net」、約8万9000語句の「ジーニアス英和辞典MX.net」、約6万9000語句の「ジーニアス和英辞典MX.net」に加えて、フリー百科事典の「Wikipedia」、「Hot Pepper Pockets」を利用できる。ネット辞書は「辞書リスト更新」をすることで辞書を増やすことも可能だ。

 「メニュー」→「ツール」から「スマートリンク辞書」を起動し、「内蔵辞書」または「ネット辞書」を選択する。内蔵辞書では「インクリメンタル検索」が適用され、1文字入力するごとに表示される候補が変化する。例えば「あ」と入力すると「あ」で始まる語句が一覧表示され、続いて「さ」と入力すると、「あさ」で始まる語句が一覧表示される。この検索方法は「メニュー」→「検索方法設定」で変更でき、「キーワード検索」にすればかな漢字交じりの検索キーワードも入力可能だ。

PhotoPhotoPhotoPhoto 内蔵辞書はインクリメンタル検索により、1文字入力するごとに語句が絞られる(写真=左端、左中)。検索方法を「キーワード検索」にすれば、すべての語句を入力した後に検索できる(写真=右中、右端)
PhotoPhotoPhoto 「しおり」をはさむと、「しおり一覧」に語句の意味が保存される(写真=左、中)。過去に調べた語句をチェックできる「履歴一覧」も便利だ(写真=右)。
PhotoPhotoPhotoPhoto 文字入力時に変換候補を選択した状態で通話キーを長押しすると、その言葉が入力された状態で内蔵辞書が起動する(写真=左端、左中)。送受信メール本文のサブメニューの「辞書検索」から本文の言葉を選択し、内蔵辞書で調べられる(写真=右中、右端)

 「ちょっとした調べもの」「言葉の意味を調べたい」という程度であれば内蔵辞書でも十分だが、例えば「携帯電話の歴史を調べたい」という場合、内蔵辞書では「携帯電話」の意味しか調べられない。そんなときはネット辞書のWikipediaが役立つ。Wikipediaは複数のユーザーが自由に編集できるオンラインの百科事典なので、1つのテーマについて広範囲の情報をリサーチできる。

PhotoPhotoPhotoPhoto 語句を入力したら使用したいネット辞書を選んで「検索」を押す(写真=左)。表示された意味の最下部にある「さらに詳しく」を選ぶと、ケータイ向けWikipediaのサイトにジャンプする(写真=中、右)

 ある言葉を内蔵辞書で調べたあと、もう少し詳しく知りたい場合などには、引き続き同じ言葉をネット辞書で検索できる。内蔵辞書の語句の意味が表示されている画面で「メニュー」→「ネット辞書で検索」を選ぶとネット辞書が起動するので、調べる辞書を選択して「検索」を押せばよい。

PhotoPhoto 内蔵辞書に続き、ネット辞書でも同じ言葉を調べられる

 辞書とはやや用途が異なるが、ネット辞書に含まれている「Hot Pepper Pockets」は、クーポンを利用できる店を手軽に探すツールとして役立つ。例えば「パスタ」と入力してHot Pepper Pocketsで検索すると、パスタを扱った飲食店の情報が一覧表示される。こうした辞書の枠を超えた検索ができるのも、ネット辞書の魅力の1つといえる。

PhotoPhotoPhoto Hot Pepper Pocketsを使えば、クーポンを利用できる飲食店を手軽に検索できる

機能アップしたカメラと名刺リーダー

 カメラ機能は、よりハイクオリティな静止画と動画を撮影できるよう機能拡張された。静止画撮影は、W52SHやW61SHの約203万画素から約320万画素に有効画素数がアップし、撮影できるサイズは1920×1080ピクセルのハイビジョン、2048×1232ピクセルの2.5M(ワイド)と、2048×1536ピクセルの3Mサイズが追加された。暗いシーンや動きのある被写体の撮影に役立つ手ブレ補正も利用できる。

 また、480×640ピクセルのVGAサイズ・約30フレーム/秒の高精細な動画撮影も可能に。VGAサイズの動画は、W62SHが搭載するフルワイドVGA液晶できれいに再生できるのはもちろん、大きなPC画面で再生するのにも適している。

PhotoPhotoPhoto 右側面の[●](シャッター)キーを長押しすると待受画面からワンタッチでカメラが起動(写真=左)。[●]キーの半押しまたはEZキーを押すとフォーカスロックが作動する(写真=中)。ビューアスタイル時にクリアキーを押すと、横画面専用のサブメニューが表示される(写真=右)

 名刺を撮影するだけで氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの情報を読み取って電話帳に登録できる「名刺リーダー」は、メモ欄に読み取り日付を、住所欄に郵便番号を登録できるようになった。名刺リーダーの読み取り精度は従来モデル同様優れており、よほど暗い場所でなければおおむね正確に表示される。

Photo カメラで名刺を読み取り、簡単に電話帳に登録できる名刺リーダー
PhotoPhotoPhoto 電話帳データの「その他」タブに郵便番号や読み取り日付が表示される。住所からEZナビウォークを起動することも可能だ

ショートカットや文字変換機能も充実

 「シャープケータイ」イコール「使いやすいケータイ」「人に勧めやすいケータイ」というイメージが強い。このイメージはW62SHにも継承されており、ユーザビリティに優れた機能がしっかり搭載されている。

 ソフトウェアプラットフォームがKCP+になったことで、ショートカットは待受画面からアイコンを選択するタイプに変更されたが、登録したショートカットの番号を待受時に長押ししても、ワンタッチで機能やメニューを呼び出すことができる。これは従来のシャープ機種でもおなじみの機能で、例えばショートカットメニューの「01」にカレンダーを登録した場合、待受画面で[1]キーを長押しするだけでカレンダーが表示される。どの番号にどの機能を登録したかを覚えておくと便利だ。

PhotoPhoto 待受時に下キーを押すとショートカットメニューのアイコンを選択できるほか、数字キーを長押ししても各ショートカットを呼び出せる

 日本語入力システムは「ケータイShoin6」を継承。「雨が」と変換したあとに「ふ」を入力すると「降る」「降り出す」など前の単語の意味に合った言葉を表示する「新AI予測変換」や、「楽しい」「暑い」など感情や気分を表す語句のあとに絵文字や顔文字を連携予測するなど、使いやすい予測変換機能は健在だ。

PhotoPhotoPhotoPhoto 文脈に即した語句、絵文字、顔文字の変換が得意なケータイShoin6を搭載する

 そのほかにも便利機能として、USB2.0やUSB充電に対応し、別途設定しておくことで、待受画面で0キーを長押しすると鳴動する防犯ブザーや、一定時間の経過後にロックがかかる「オートロック」なども用意した。高解像度を生かしてドキュメントファイルを閲覧できる「PCドキュメントビューアー」も備える。

 また、au one ガジェット、マルチプレイウィンドウ、テレビ電話に対応するほか、PCメールをケータイで閲覧できる「ケータイde PCメール」も新たに搭載し、実用機能にも抜かりはない。

 昨今のケータイに必要とされる機能を完備したW62SHは、プライベートからビジネスまで、あらゆるシーンで生活を強力にサポートしてくれる一台へと進化した。

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提供:シャープ株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年8月31日