今回のソフトバンクモバイル端末の販売ランキングは変動がほとんどなく、かなりおだやかな結果になった。
首位は「iPhone 3G(16Gバイトモデル)」。連続首位記録を「3」に伸ばした。
続いて2位にシャープ製の“全部入り”「AQUOSケータイ 923SH」、3位に防水スリムワンセグ「THE PREMIUM WATERPROOF 824SH(Elegant Line)」、4位にパナソニック モバイル製のベーシックモデル「820P」、5位にシャープ製の“PANTONEケータイ”「812SH」が入った。
iPhone 3Gの16Gバイトモデルは今回も好調を維持。入荷されればすぐ売れる状況は変わらないようだ。ただ、8Gバイトモデルの方は登場週の2位から前回は6位。そして今回はランク圏外に落ちてしまった。価格差がそれほどないこと、そしてそもそも店舗への入荷数も2色ラインアップする16Gバイトモデルよりだいぶ少ないこともあるようで、販売数の差もじわじわ広がってきている。
このほか今回は、シャープ製の“PANTONEケータイ”新機種「PANTONE Slide 825SH」が8位に上がり、登場3週目で初めてランクインを果たした。2007年1月発売の初代PANTONEケータイもいまだ5位を維持する人気機種だが、デザインや多色展開に加えて、ワンセグやおサイフケータイ、国際ローミング、HSDPAなどの機能もしっかり備えるPANTONE Slide 825SHも長期人気機種に成長する資質がある。このあたりはソフトバンクモバイルの端末販売戦略によるが、次の秋冬モデルの登場にともない値下げされるとさらにグッと人気が上昇する可能性も高そうだ。
ソフトバンクモバイルの夏モデルは今週末の8月2日に、パナソニック モバイル製の「VIERAケータイ 921P」が発売される。共通する箇所が多いドコモの「P906i」に比べるとやや遅い登場となったが、次回、ランクインできるだろうか。
イー・モバイル端末のランキングは、新機種「EMONSTE lite」以外の変動はなかった。
首位は変わらず、7.2Mbps通信対応のUSB型データ通信端末「D02HW」、続いて2位にExpressCard型の「D03HW」、3位に「D02NE」、4位に東芝製の音声サービス対応端末「H11T」、5位にHUAWEI製の音声サービス対応端末「H11HW」が入った。
今回の変動は6位のEMONSTER liteと7位の「EMONSTER」が入れ替わったのみ。上位のデータ通信端末はモバイルPCとのセット販売が順調のようで、イー・モバイル端末の販売動向はこの先しばらくは同じ傾向が続きそうだ。
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