NTTレゾナントと三菱総合研究所は10月2日、小学生向けポータルサイト“キッズgoo”で、小学生のインターネット利用に関するアンケートの結果を発表した。調査は小学生の子どもを持つ保護者を対象に7月28日から8月5日まで実施したもので、有効回答数は8818人。
同調査によれば、小学生の携帯電話・PHS所有者のうち、携帯電話・PHSからインターネットを利用している子どもは21.2%。そのうちの62.8%は、携帯電話各社が提供している利用制限機能(サービス)を導入していた。PCは家族で共有しているケースが多いため、インターネットのフィルタリング機能の利用は2割程度だったが、携帯電話は個人利用が多いことから利用制限サービスの導入も比較的スムーズに進み、普及につながっているのではないかと分析されている。
また、PCのインターネット利用についてルールがある過程は7割だったが、携帯電話の利用については8割の家庭が何らかのルールを設けていることが分かった。インターネット利用のルールの第1位が「接続時間」だったのに対し、携帯電話利用についてのルール第1位は「通話やメールの通信相手について」で、49.7%と約半数の家庭がコミュニケーションをとる相手に対して制限を行っていることが判明した。
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