au Smart Sports Run&Walkは、ベーシック機能の“フリーラン”とトレーナーからレッスンが受けられる“パーソナルトレーナー”のほかに、“BEAT RUN”と“ペースメーカー”、計4つのモードを利用できる。
ペースメーカーは、ランニングやウォーキングを一定のペースでキープできるよう端末がサポートしてくれるモードで、あらかじめプリセットされた5種類のペースのほかに、ベーシック会員(月額105円、2009年1月末まで無料)以上であれば、自分で設定したペースを登録することも可能となっている。Run&Walkアプリが、設定したペースに対して速いのか、遅いのかといった情報を音声でアドバイスしてくれるので、無理なく一定のペースを保ったワークアウトが行える。
ちなみに、プリセットされる5種類のペースはいずれもそれなりにハイレベル。ウォーキング用の「しっかり歩く」は、45分で5キロを歩くペースで設定されるが、普段から歩くのが遅い筆者がこのペースをキープするには、文字通り大股でしっかりてくてく早歩きしないと「遅い」と言われてしまい、45分経つころにはどろどろの汗だくになっていた。
さらに無謀にも「トップアスリートに挑戦」(40分10キロ)も試したが、もうスタートした瞬間から「あ、むりむり」。こちらはまったくついていくことができず、早々にリタイアした。さらに、無理したせいで健康になるどころか足を痛めるだめっぷりで、日頃の運動不足とメタボ体を改めて実感した。これ、こういうことを知らせてくれるためのペースなのかしら。
余談だが、現在1万メートル走の世界記録は男子が26分17秒53、女子が29分31秒78。もちろんこのペースについていくのは不可能だが、カスタムペースに登録して“世界の速さを体感”してみるのもおもしろいかもしれない。
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