ケータイで撮った写真、若い世代は「SNS・ブログにアップ」が4割に

» 2008年10月22日 07時00分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は10月21日、「携帯電話のカメラ機能に関する利用動向調査」の結果を発表した。同調査は10月3日から10月14日まで、ネオプラスが運営する“着メロドットコム”など、計10社、11携帯サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は2532人。

 同調査によれば、携帯電話のカメラ機能を利用したことがあるという回答は98.3%に達している。また携帯電話のカメラ機能を利用しない人にその理由を聞いたところ、「撮影する機会がないから」が56.8%で最多となり、「デジカメなどのカメラを利用しているから」「容量が大きくなるから」「写真が好きではないから」がそれぞれ9.1%となった。

 なお携帯電話のカメラ機能を利用する理由については、「すぐに撮れるから」「いつも持っているから」がそれぞれ7割を超えており、「そのままメールで送れるから」が6割、「保存が簡単だから」が4割、「簡単にSNSなどにアップできるから」が2割という結果が得られた。

 カメラ機能利用経験者に撮影頻度を聞いたところ、男女ともに「月に数回」という回答が最も多かった。また女性では「週に2〜3回」が28.5%で次に多かった。撮影した写真は、「携帯電話に保存」が93.8%で最多となり、これに「人にメールで送る」が56.3%、「SNS・ブログにアップする」が31.4%で続く。年代別で見ると、10代と20代前半では「SNS・ブログにアップする」が4割。また「外部機器に保存する」が20代以上では約2割という結果に対して、10代では1割に満たなかった。

 なお、カメラ機能利用経験者を対象に、現在利用している携帯電話のカメラ機能の満足度を調査したところ、「満足している」が52.5%、「満足していない」が47.5%という回答が得られた。

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