写真と動画で解説する「P-01A」(4/6 ページ)

» 2008年11月05日 20時08分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 ワンセグはフルワイドVGA(480×854ピクセル)の3.1インチ液晶とパナソニック製テレビ“VIERA”シリーズで培った高画質化技術「モバイルPEAKS プロセッサー」により、高画質に視聴可能。内蔵型のワンセグアンテナのほか15fps(フレーム/秒)のワンセグ映像を30fpsに変換してなめらかに映像を表示するフレーム補完技術「モバイルWスピード」を継承して備える。

 このほか、最大コントラスト比が6000:1に向上した「モバイルWコントラストAI」、画像の階調と階調の間を作成するディザリング機能により階調数を4倍に拡大することで約1600万色相当の発色を実現する「フレームレートコントロール処理」、セリフのある箇所のみをピックアップして時短再生する「あらすじ再生」機能、横向きにしたディスプレイを2画面に分割してワンセグを見ながらメールを入力できる「ながら見」機能なども備える。

photophoto ワンセグはダイヤルキーの[カメラ/TV]キーの長押しか、横向きメニューなどから起動できる
photophotophoto 縦向きの場合は下半分に番組情報なども表示される。ディスプレイを横に開くと横向きフル画面に切り替わる。縦向きのままでも[発話]キーで右向き/左向きのフル画面表示に切り替えられる
photophoto 画質設定項目などは前モデルと変わらない。フレーム補間を行い、映像をなめらかに表示する「モバイルWスピード」ももちろん搭載する
photophoto ワンセグを見ながら、メールを作成できる。画面の下3分の1のスペースにワンセグ画面が表示される
photo 横向き画面では、右半分ほどに表示される
photophoto ヨコオープンスタイルのまま、録画した番組も容易に再生できる。新たに、セリフのある部分は聞き取れるほどの速さで再生、それ以外の音声がない場面は高速再生を自動的に行う“時短再生”機能「あらすじ再生」が備わった

 カメラはオートフォーカス(AF)+6軸手ブレ補正付きの有効510万画素CMOS。P906iから継承した最大5人まで認識できる顔認識AF&AE(オート露出)機能に加え、最高ISO1600相当の高感度で薄暗い場所でもしっかり撮影できる高感度撮影モード、ナイトモードなどを備えた。

 P-01Aはフォトライトを備えないが、高感度撮影とナイトモード、6軸手ブレ補正機能などで多くの撮影シーンにも対応するとしている。また、ヨコオープンスタイルで撮影しやすいよう、決定キーに加えて[0]キーもシャッターとして機能するようになった。

photophoto ヨコオープンスタイル時はカメラUIももちろん横向きになる。今までシャッターは決定キーのみだったが、新たに[0]キーもシャッターの機能が割りあてられた。使ってみると少し驚くほど、シャッターを押す体勢が楽になった。決定キーか0キーを押すと、AF合焦後にシャッターが切れる。別途下キーでAF合焦も可能だ
photophotophoto 高感度撮影モードとナイトモードを実装し、2.5ルクス程度の薄暗い場所でもほどよくしっかり撮影できる。5人までの顔を認識する顔認識AF+AE機能や、逆光時の明るさを自動補正するリアルタイム階調補正、手ブレ補正機能が効くVGA(640×480ピクセル)/30fpsの動画撮影機能も備える。なお、本体内蔵メモリは約250Mバイトに増加(P906iは約100Mバイト)。16GバイトのmicroSDHCもサポートする
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photophoto 画像ビューワ機能は前モデルと大きく変わらず、使い勝手はそこそこ。ワイドサイズで撮った写真は画面いっぱいに表示でき、若干ズーム表示も可能。画像添付メールも直接作成できる。Bluetoothを用いた無線送信は行えなかった

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