au端末は最近、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末の躍進が目立つ。
首位は、前回首位に躍り出た「Cyber-shotケータイ W61S」が連続で獲得した。
続いて2位に同じくソニー・エリクソン製の「W62S」、3位にシャープ製の「W62SH」、4位にソニー・エリクソン製の「フルチェンケータイ re」(前回7位)、5位に東芝製の「W61T」(前回4位)が入った。
ソニー・エリクソンはドコモの冬モデルに端末を供給せず、10月27日に発表されたauの秋冬モデルには1機種、新機種を投入する。このほかKDDIは「第3弾」として、今回発表した秋冬モデル7+1機種以外に追って何かを発表することを示唆しており、「W65S」という型番のソニー・エリクソン製端末の存在も明らかになっている。
新機種登場を控え、2008年夏モデル以前の機種を「新規シンプルコース一括で1円」といった安価な価格で販売する店舗が増え、中でもソニー・エリクソン製端末をプッシュする店舗が多い。これらが同社製の機種が多くランクインする要因の1つとなっているようだ。ちなみに、auのランキングだけでなくキャリア総合ランキングでもソニー・エリクソン製の3機種がランクインしている。
さて、10月27日に一番乗りで2008年冬商戦向けモデルを発表したauは、すでにいくつかの新機種を発売した。11月1日に発売されたソニー・エリクソン製の「W64S」とパナソニック モバイル製の「W62P」は残念ながら今回はランクインできなかった。特にW62Pは全機種とそれほど機能が変わらないリニューアル版なので、旧機種との価格差が大きい印象をどうしても受けてしまう。このため鋭いスタートダッシュはそれほど期待できないといえる。ともあれ、au端末はハイエンドモデルの「Woooケータイ W63H」「EXILIMケータイ W63CA」「AQUOSケータイ W64SH」の登場でどれだけ大きく変動するかに期待したい。
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