調査リポート
» 2008年12月11日 07時10分 UPDATE

「小中学校のケータイ持ち込み禁止」 大阪府の決定に約7割が「賛成」

ネットエイジアが、小中学生の携帯所有に関する意識調査の結果を発表。大阪府が公立小中学校のケータイ持ち込みを原則禁止としたことについては、約7割が賛成と回答している。

[ITmedia]

 ネットエイジアは12月10日、「小中学生のケータイ所有」に関する保護者の意識調査の結果を発表した。調査は12月5日から同7日まで、大阪府在住で公立の小学校・中学校に通う子供がいる22歳から59歳のケータイユーザーを対象に行ったもので、回答サンプル数は270人。

 同調査で「あなたの公立の小中学校に通う子供は、ケータイを持っているか?」という質問を単一回答で聞いたところ、43.3%の保護者が「持っている」と回答した。学齢別でみると、小学校低学年では18.8%、小学校高学年では31.5%、中学生では63.3%がケータイを「持っている」と回答。特に女子中学生では73.2%が「持っている」と回答しており、約4人に3人がケータイを所有していることが分かった。また小学校高学年男児でケータイを持っているのは19.0%であるのに対し、小学校高学年女児では48.4%と、男女間で大きな差がみられた。

 「子供がケータイを持つのにふさわしい時期はいつだと思うか?」という質問に対して最も多かった回答は「高校1年生」で43.3%。これに「中学1年生」が20.0%、「大学生以上」が11.9%で続く。子供のケータイ所有別でみると、ケータイを所有している子供がいる保護者では「中学1年生」「高校1年生」がふさわしい時期とする人の割合がともに30.8%でトップだったのに対し、ケータイを所有していない子供をもつ保護者では「高校1年生」という回答が52.9%で最多となった。

 大阪府で政令市を除く公立の小中学校へのケータイの持ち込みを原則禁止にしたことに対して、どう思うかを聞くと、全体では72.2%の保護者が「賛成である」と回答した。子供のケータイ所有別でみると、ケータイを所有している子供を持つ保護者は60.7%が「賛成である」と回答しているのに対し、ケータイ非所有の子供を持つ保護者では81.0%が「賛成である」と回答している。賛成の理由を自由回答形式で聞いたところ、「学校内では必要性がないから」「授業・勉強の妨げになる」などの意見が多くみられた。一方で「反対である」と回答した人は、「学校まで距離があるから心配」「子供の安全のため」といった理由を挙げている。

 「小中学生の子供がケータイを持つことについてどう思うか?」という質問には、全体では44.4%の保護者が「あれば便利だができるだけ持たせたくない」と回答。他方で42.2%の保護者が「一定のルールを子供と決めれば賛成」と回答している。子供のケータイ所有別でみると、「一定のルールを子供と決めれば賛成」と考えているのは、ケータイを所有している子供を持つ保護者では71.8%、ケータイを所有していない子供を持つ保護者は19.6%だった。「あれば便利だができるだけ持たせたくない」と考えているのは、ケータイを所有していない子供を持つ保護者の62.1%、ケータイを所有している子供を持つ保護者の21.4%と、両者の間に大きな差が見られた。

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