調査リポート
» 2008年12月18日 13時09分 UPDATE

ケータイ選び、「横画面」「タッチ+ダイヤルキー」に注目集まる

MM総研が携帯電話の買い替え意向に関する調査結果を発表。次に購入したい携帯電話の形や操作方法は、「折りたたみ型」「ダイヤルキーのみ」の人気が高いが、横画面に切り替えられる形状や、ダイヤルキーとタッチパネルの併用型にも注目が集まっている。

[ITmedia]

 MM総研は12月17日、携帯電話の「新販売方式後の買い替え意向調査」の結果を発表した。調査は12月6日から同8日まで、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの携帯電話利用者を対象に行ったもので、回答数は2000件。

 携帯電話端末に求める機能を聞くと、「基本機能(通話、メール)」が66%と最も高く、以下「ディスプレイ(大きさ・精細さ)」が50%、「カメラ機能」が48%と続いた。なお、「通信速度」は29%、「ワンセグ」は28%、「防水」は26%、「インターネット閲覧」は26%となっている。

 用途別でディスプレイの向きの利用意向を聞くと、「縦画面」の利用意向が特に高かったのは「メール」の80%と「携帯サイト閲覧」の62%。「カメラ」については43%が「縦画面」、28%が「横画面」での利用意向を示し、「フルブラウザ(PC向けサイト閲覧)」では30%が「縦画面」、38%が「横画面」となった。「ワンセグ」は「横画面」での利用意向が65%と特に高かった。

新たな形状、操作方法に注目集まる

 次に購入したいと考えている端末の操作方法については、「ダイヤルキーのみ」と答えたユーザーが52%で最多となったが、「ダイヤルキーとタッチパネルの併用」が23%、「ダイヤルキーとフルキーボードの併用」が14%、「フルキーボードとタッチパネルの併用」が10%と、新しい入力方式と既存の入力方式などを組みあわせたものに対するニーズも一定の割合で存在する結果となった。なお、iPhoneのような「タッチパネルのみ」というニーズは今回、7%にとどまっている。今後1年以内に携帯電話端末の購入意向がある層に限定すると、「テンキーとタッチパネルの併用」という回答は27%で、全体の23%に比べて4ポイント高かった。

Photo 次に購入したいモデルの入力方法と操作形式

 次に購入したいと考える端末の形状は、「折りたたみ型」が44%で最多となったが、「ダブルオープン(縦横どちらにも開くもの)」が30%、「サイクロイド・ヨコモーション(縦に開いたあと、横向きの画面になるもの)」が26%、「回転二軸(画面が外向きに折りたためるもの)」が23%など、画面を横向きにして使う形状に注目が集まった。

 現在の端末の保有状況と今後の購入意向を比べると、従来の「折りたたみ型」は現在が54%、購入意向が44%、「サイクロイド・ヨコモーション」は現在が9%、購入意向が26%、「ダブルオープン」は現在が4%、購入意向が30%と、「横画面としても使用できる」「(横画面の状態でも)ダイヤルキーを利用できる」形状に人気が集まった。

新販売方式は不評、携帯の買い替えサイクルは長期化

 端末の割賦販売などの「新販売方式」については、「知っている」が68%となった。知っていると答えた回答者に新販売方式の評価を聞くと、これまでの販売方式に比べ「悪くなった」が31%で、「よくなった」の15%の倍以上となった。「悪くなった」と考える理由は「携帯電話機の金額が高くなったから」が87%となり、以下「携帯電話機の分割購入などによって2年間もしくは1年間の拘束期間が発生するから」が57%、「携帯電話機や基本料金の料金体系が複雑になったから」が51%となった。「よくなった」とする理由は「毎月の基本料金が安くなったから」が81%。以下「携帯電話機が分割でも購入できるようになったから」が37%、「携帯電話機や基本料金の料金体系が単純になったから」が27%で上位に並んだ。

 携帯電話端末の今後の購入意向については、「3カ月以内の購入を予定・検討している」という回答が7%、「半年以内」が10%、「1年以内」が17%となり、今後1年以内に携帯電話端末の購入を予定、検討しているユーザーは全体の34%にとどまった。他方で今後の利用見込みが2年以上と回答したユーザーは合計44%となり、従来に比べ携帯電話端末の買い替えサイクルが伸びていることが分かる。

Photo 今後の買い替え意向

 同調査では、2007年から本格導入された新たな販売方式により、月額料金は相対的に安くなったものの、端末価格の急騰が多くのユーザーの不満につながっていると分析。他方、携帯電話の形状が変化し続ける傾向にあり、iPhoneが注目を集めるなど、2008年は新たな形や操作方法に注目が集まったとしている。ワンセグ視聴に適した「横画面」スタイルを強調したモデル、PCライクなフルキーボード搭載モデルなど、端末の形や操作方法のバリエーションも増えており、こうした傾向は今後もしばらく続くと予測されるという。

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