フツーのボディに8M CCDカメラと秀逸レスポンス、いわゆる“ケータイカメラ”の理想かも──「930SH」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

» 2008年12月18日 20時54分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

CCDらしい、派手めで濃い色彩の仕上がり

 では作例を見ていこう。まずはいつもの黄色い象のすべり台から。

photo 黄色い象のすべり台(縦位置)
photo 黄色い象のすべり台(横位置)

 少し露出がアンダー気味だったが、青空もすべり台の黄色もしっかり表現された。

 続いてあずまやと煙突+青空を。

photo あずまや
photo 白い煙突と青空

 8Mピクセルだけに、細かい松葉のディテールも相当しっかり出ていた。CCDのおかげか発色も鮮やか。青空は、青がかなり濃く出た。コッテコテである。ちなみに煙突の隣に見えていた月も、うっすらきちんと写っていた。

 仕上がりの違いは、同じ場所、ほぼ同時間に撮った931SHの絵と比べてみてほしい。撮像素子が異なるので、930SHの絵は濃くてこってり。この濃い色が好きな人にはたまらないだろう。

photophoto あずまや 左:931SH、右:930SH
photophoto 白い煙突と青空 左:931SH、右:930SH

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