データ通信端末の販売ランキングは、下位にいくつか順位の入れ替えがあった。
年末年始の人気機種は、イー・モバイルの「D02HW」(USB型/7.2Mbps通信対応)、NTTドコモの「A2502 HIGH-SPEED」(USB型)、イー・モバイルの「D21HW」(USB型/HSUPA対応)、続いてイー・モバイルの「D11LC」(USBスティック型)やドコモの「L-02A」(USB型)など。イー・モバイル端末は2年契約でモバイルノートPCを安価にする、いわゆる“100円PC”の方法で依然好調だが、12月18日発売された新機種 L-02Aとともに、ドコモ端末の勢いが増している。
なお、ウィルコムのデータ通信端末で最後の砦だった「AX530S」が1月第1週にランク圏外となり、残念ながらこのランキングからウィルコム端末が姿を消した。ただ、大手量販店ではWX310Kスペシャルモデルのように「AH-H407P」(PCカード型)や「AH-F401U」(USB型)、「AH-S405C」(CF型)といったやや古い4xパケット通信対応AIR-EDGE端末を、端末価格0円、実質980円/月(定額PCデータ通信費込み 最大24カ月間)で販売する限定キャンペーンが行われていた。
このキャンペーンをユーザーはどう見るか。通信速度は確かに他社3Gデータ通信よりかなり劣るが、PCデータ定額で980円/月というランニングコストは魅力。例えば、ビジネス用途や他社PCデータ通信でサービスエリア外だった場合に使う予備機などとして所持するのは悪くない選択と思われる。
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