今回は、クリスマスを含む2008年の最終週から正月休みを含めた2009年1月第1週、計2週間分の結果をまとめてお送りする。ドコモは2008年12月後半にもいくつか新機種を発売したため、売れ筋の傾向にかなり変化が見られた。
2008年12月第4週(12月22日〜12月28日)の首位は富士通製の「F-01A」(前回3位)が獲得。前回、NEC製の「N-02A」(今回4位)に譲った首位を再び奪い返した。
続いて2位にシャープ製の「SH-03A」、3位にパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P706iμ」(2008年夏モデル 前回4位)、4位にN-02A(前回1位)、5位にパナソニック モバイル製の「P-01A」が入った。
順位を上げた機種は首位のF-01A、3位のP706iμ、6位の富士通製「F-02A」(登場2週目 前回ランク圏外)、7位の「らくらくホンV」(2008年8月発売 前回9位)の4機種。3位に浮上したP706iμは、2008年7月に発売された2008年夏モデル。年末年始の販売店ではこれら旧機種の特価セールなども盛んに行われ、その割安感から冬商戦向けの新機種より人気があるものも多かった。
年が明けた2009年1月第1週(12月29日〜1月4日)は、N-02A(前回4位)が再び首位を奪い返した。続いて2位にP706iμ(前回3位)、3位にF-01A(前回1位)、4位にSH-03A(前回2位)、5位にらくらくホンV(前回7位)が入った。
1月の第1週は、シャープ製の「SH-02A」(12月26日発売 前回15位)、パナソニック モバイル製の「P-03A」(12月25日発売 前回13位)といった、2008年12月後半に発売された新機種もそれぞれ7位と10位にランクイン。これで、冬商戦向け新機種のランキング占有率が8割に達した。
このほか、シニアユーザー向けの「らくらくホンV」の浮上が目立ったのがほほえましい動き。前々回の9位から12月第4週に7位、1月第1週は5位(キャリア総合ランキングでも同じく5位)に浮上した。こちらは帰省とともに親などに贈る携帯として選ばれたためだろう。らくらくホンVのように“贈り物”としてもニーズがある機種は、一括払いのほかに、頭金を多めに設定して月々の分割金額を少なくする購入方法も用意されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.