旧機種の値下げ策などにより順位が大きく変動していたソフトバンクモバイル端末も、今回はややトーンダウンの傾向。いくつかの機種で順位が入れ替わる程度の変動に留まった。
首位は「iPhone 3G(16Gバイト)」が獲得。2008年7月の発売からもう半年、順位の向上に影響しがちな目立つ値下げなどもないが、いまだ人気を維持している。続いて2位にシャープ製の8Mカメラ搭載端末「930SH」、3位にパナソニック モバイル製の“最初から実質0円”シンプル端末「830P」、4位にシャープ製の全部入りハイエンド「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」、5位にSamsung電子製のベーシックワンセグ端末「821SC」が入った。
今回順位を上げた機種は3位の830P(前回6位)、6位の「NEW PANTONE 830SH」(前回8位)、8位の「かんたん携帯 821T」(前回ランク圏外)、9位の「816SH」(前回9位)の4機種。すべて実質0円、あるいは「スパボ一括9800円」といった格安な端末となる。これらが浮上する背景には、積極的に新機種を望む人の購買需要も減ったと考えられる面もある。
そんなソフトバンクモバイルは、1月29日に2009年春商戦向けモデルを発表する。今回はゲストにお笑い芸人を迎え、一般ユーザーも大勢招待するかなり大がかりなものになるようだが、それに負けないくらいインパクトのある新機種の登場にも期待したい。
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