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» 2009年02月03日 11時39分 UPDATE

写真で解説する“EXILIMケータイ”「930CA」 (1/2)

カシオ計算機のEXILIMケータイ「930CA」は、スライドボディとEXILIMの世界観を組み合わせたモデル。809万画素のAF付きカメラは、起動時間が0.99秒と非常に速いのが特徴だ。もちろん、予約録画に対応したワンセグやS! FeliCa、3Gハイスピードといったソフトバンクモバイルの最新機能も搭載した、高機能カメラケータイとなっている。

[八百山ゆーすけ,ITmedia]

 ソフトバンクモバイル向けの2代目端末となるカシオ計算機の“EXILIMケータイ”「930CA」は、カシオ計算機としては初となるスライドボディを採用。前作の「830CA」でも「美撮り」や「顔検出オートフォーカス」など、きれいな写真が撮れる機能を強く打ち出していたが、今作はEXILIMブランドを引っさげて、同社の「カメラオリエンテッドデザイン」を具現化したモデルとなっている。

PhotoPhoto カシオ計算機製の「930CA」。カラーは左からブラック、レッド、ホワイト、ピンクの4色
Photo ボディデザインのモチーフはもちろんコンパクトデジタルカメラ「EXILIM」をイメージしたもの。色味も同じようなトーンとなっている

 3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)の半透過型TFT液晶に有効809万画素のCOMSセンサーを使ったAF(オートフォーカス)+6軸&被写体ブレ補正つきカメラを搭載。最大100件の予約録画機能とタイムシフト再生機能を備えたワンセグ、S!FeliCa(おサイフケータイ)、世界対応ケータイ(W-CDMA)、3Gハイスピード(最大7.2Mbps)、PCサイトブラウザなどに対応している。一方、サブカメラやBluetoothは搭載しておらず、PCメールやモバイルウィジット、S! GPSナビ、リアル3Dゲームなどは利用できない。

 厚さ16.5ミリの本体は、カシオ計算機製の携帯電話としては初めて採用したスライドスタイル。ソフトバンクモバイルの多くの機種が比較的フラットなフォルムとなっているのに対して、角を落として微妙なアールを持たせた“コロッ”としたフォルムなのが特徴。前面はほぼ全体をブラックまたはシルバーのパネルで覆われており、閉じたときは3つのキーと液晶以外は見えなくなる。背面には8.1メガカメラのレンズ部を象徴的にあしらい、バッテリーカバーには横位置で「EXILIM」のロゴを刻む。

 カメラリング周囲の雰囲気はauの2008年冬モデル「EXILIMケータイ W63CA」とよく似たデザインだ。しかし930CAではシルバーのリングに光る部分がなく、また高輝度LEDフラッシュがリングに食い込むように配置されているところが異なる。また、ちょうど本体を横向きで構えたときに、カメラのグリップに相当するパーツがないのも、「930CA」と「W63CA」の表情を違えている点だ。

 カラーバリエーションはEXILIMを象徴的に表現するレッドのほか、ブラック、ホワイト、ピンクの4色を用意。いずれもメタリックな色調で、デジカメ「EXILIM」のカラバリにも通じる色味となっている。ちなみにauの「EXILIMケータイ W63CA」はビビッドなピンク色のシャインピンクをメインカラーとしていたが、930CAは“深みのあるレッド”を採用。このあたりはキャリアによるコンセプトの違いなのだとか。

PhotoPhotoPhoto レッドの正面。フロントパネルには3インチのフルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶を中心に、上のレシーバー部と下のキー部を突起させる「アンチシェイクカーブ」デザインを施し、撮影時のグリップとしての役割を持たせてある(写真=左)。ディスプレイには830CAでも搭載されていた、ワンタッチで視野角を狭くするスクリーンフィルターを装備した(写真=中央)。フロントパネル上部には、中央にレシーバー兼スピーカー、右側に照度センサー、そして左側に着信表示ランプが並ぶ(写真=右)
Photo これまでの「EXILIM」ケータイ同様、裏面が端末の“顔”になっている。シルバーのカメラリングの一部に切り欠きがあり、カメラ動作時にはここが光る。W63CAにあった、リングとボディの付け根にあったLEDリングは930CAには搭載されていない。フォトライトはLEDだが、6灯搭載して光量を確保している
PhotoPhotoPhoto 35ミリフィルム換算で28ミリ相当、F2.8というレンズのスペックはW63CAと同じ。縦/横/前後方向とそれぞれを軸とした回転を補正する6軸手ブレ補正と被写体ブレに対応した「ダブルブレ補正」とオートフォーカス機能を持つ。8Mサイズ設定時を含め、最大3倍16段階のデジタルズームも備える(写真=左)。素子を6個使用した非常に明るい高輝度LEDのフォトライトを搭載。暗い夜道などで地面を照らすライトしても機能する(写真=中央)。カメラのすぐ近くにmicroSDカードスロットを装備。最大8GバイトまでのmicroSDHCに対応している(写真=右)
PhotoPhoto スライド量は大きめとなっておりダイヤルキー部は本体の約半分程度の長さがある。キーはシートキーをベースにキーに突起を持たせ、打ちやすさに配慮した。キートップはステップ状になっている
PhotoPhoto 右側面にはシャッター、カメラ、スナップビューアボタンをレイアウト。カメラボタンは短押しで通常のカメラ機能を起動、長押しで「美撮り」モードを起動できる。スナップビューアボタンもワンタッチでスナップビューアを起動。一方シャッターボタンは待受時に押すとワンセグが起動する(写真=左)。左側面にはイヤフォン端子兼充電端子とLOCK/マナーキーを配置。側面はシルバーの帯を配してEXILIMの世界観を表現しているが、右側面がディスプレイ側を手前にした文字配置になっているのに対して、左側面は背面(カメラレンズ)側を手前にした文字配置という左右非対称の配置(写真=右)
PhotoPhotoPhoto 本体上面には赤外線通信ポートとワンセグ用アンテナを装備。下面にはマイクとストラップホールを備える。ワンセグアンテナは3段伸縮式のロッドタイプ。

 930CAの操作は通話、メールといったコミュニケーション系の操作は縦位置でスライドを開けた状態で行うのが基本。待受状態からスライドを開き、通話ならリダイヤルや着信履歴、電話帳の各ボタンから、メールならメールボタン、Yahoo!モバイルならY!の各ボタンから操作を始める。またメインメニューはセンターボタンを押すと呼び出せる。

 これとは別に、本体を閉じたまま、ディスプレイ下にある長方形のフロントボタンを押すと、カメラやテレビ、各種ビューアを起動させるための「クイックランチャー」が起動する。このランチャーは横位置で使うのが前提で、「TV」「スナップビューア」「ムービービューア」「フォト」「ムービー」「MUSIC」の6つの機能が起動できる。

PhotoPhoto 左が決定キーを押すと開くメインメニュー、右は閉じた状態でフロントキーを押すと呼び出せる「クイックランチャー」。フロントボタンの左右キーで6つの機能を切り替える
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