ヤフーは2月3日、NTTドコモのiモード対応端末とauのEZweb対応端末向けに提供している「モバイル版Yahoo!JAPAN」のリニューアルを行なった。
モバイル版Yahoo!JAPANのリニューアルでは、パーソナライズ機能の強化に加え、ヤフーの持つ検索機能とコンテンツの編集と編成を最適化し、ユーザーの興味や関心を掘り下げることができるポータルサイトを目指す。検索窓の下にパーソナルエリアとして登録した居住地域の天気予報や、星座占い、またYahoo!JAPANが提供しているサービスからよく利用するものを配置するほか、ページ中段のクローズアップコーナーには旬の話題など人気の記事からトレンドのキーワードを選び出し、Yahoo!JAPAN内の各コンテンツから関連したコンテンツを表示する。
また、現在100近くあるYahoo!JAPANのサービスを表示方法を工夫し、より簡単にユーザーが目的に合ったサービスを探せるようになった。
ヤフーのモバイル向けサービスは、順調に利用者を伸ばしている。特にソフトバンクモバイルの音声端末向けに提供している「Yahoo!ケータイ」のリニューアル後は、クリック数が3〜5倍に増加したという。また、Yahoo!JAPAN全体のページビューは依然PCからの利用が上回っているが、「Yahoo!知恵袋」などCGMコンテンツへのアクセスはモバイルからが上回っており、ユーザープロファイルに沿ったコンテンツの最適化が求められているという。
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