第5回 どんな内蔵キャラクターがある?――「Woooケータイ W63H」「Woooケータイ W63H」の“ここ”が知りたい

» 2009年02月11日 15時17分 公開
[八百山ゆーすけ,ITmedia]
photophoto 「Woooケータイ W63H」。カラーはガーネットオレンジ、オパールホワイト、サファイヤブラックの3色

質問:どんなキャラクターを内蔵しているか

 「Woooケータイ W63H」の兄弟機といえるカシオ計算機製の「EXILIMケータイ W63CA」は、「ミジンコ」が登場するケータイアレンジをプリセットするが、W63Hはどうか。W63Hでは、日立のエアコンのキャラクターである「白くまくん」が登場する。

 白くまくんは、1975年に日立ルームエアコンシリーズの総称として誕生。初代の白くまくんは実写版だったという。そして1980年にイラストによる「白くまくん」が登場。現在の白くまくんは7代目にあたり、親子という設定になっている。W63Hはこの7代目の白くまくんを内蔵しており、メニューや各種動作画面で登場する。カシオ端末のペンギンやミジンコのように動きはないが、その愛らしい表情はペンギンにはない魅力といえる。

photophotophoto 待受画面の「白くまくん」。本体を開閉するごとに絵柄が変わる
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photophotophoto メニュー画面と各種動作画面。アニメーションによる動きはない

質問:500万画素カメラの画質は?

 W63Hのカメラは、AF(オートフォーカス)対応の有効500万画素COMSを採用。W63CAの800万画素に比べると見劣りするが、ケータイカメラとしては十分なスペックといえる。

 実際に撮影したところ、ケータイカメラとしては大きな不満は感じなかった。ただ、(シャッターを押してから撮影されるまでの)シャッタータイムラグがとても大きいと感じた。また、夕暮れ時の屋外や室内といった光量不足の環境では、色の階調が浅くなってしまった。このあたりは撮影補助ライトを活用するなどして、光量を補って撮影する必要がありそうだ。

photophoto 5Mサイズ(2560×1920ピクセル)のオートモードで撮影(以下同)。晴天下の風景。500万画素というスペックがあれば、コンパクトデジカメに迫る解像度となる(写真=左)。薄日の差す風景。空の色がやや地味だが、細かいところまで描き出されている(写真=右)
photophoto 夕暮れの中で撮影した鮮やかな寒椿(カンツバキ)。光量不足のため、彩度の高いピンク色の花びらが、べったりとした浅い階調となってしまった(写真=左)。グリッド表示機能を使えば、こうした水平垂直の被写体をまっすぐ撮れる。夕暮れという低光量下での撮影のためか、全体的にコントラストが弱い印象だ(写真=右)

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