まずは、「顔追跡AF」を駆使して撮った人物の作例から見てみよう。
格段に高画質……というわけではないが、かなり素直な絵作りだ。2枚目の作例はわたしの設定ミスで130万画素サイズだった。これは申し訳ありません。
室内ではこのような感じで撮れた。ホワイトバランスの補正が強く働きすぎるのか、同日に同じ場所で撮った他機種(SH-03AとP-03A)に比べると、やや青っぽく仕上がった。
なお、顔はきちんと検出したが、周りが暗めだとAFが甘くなる傾向もあるようだ。よく見ると背景の壁にピントが合ってしまっている。これらは少し残念な結果だ。
次は、いつもの黄色い象のすべり台とあずまやを。
5Mピクセルとケータイカメラでハイエンドクラスのスペックながら(レンズブランドは不明。LGの「PRADA Phone by LG」はSchneider-Kreuznach公認レンズを採用していたが、L-01Aは特にブランドはうたっていない)、ディテールの描写力は格別に高くはない。よく見ると細部がツブレ気味で、もやついている箇所がある。ただ、変な発色の誇張はされていない。
青空はほどよく鮮やかに写った。
次は花の写真。通常のAFモードのままで撮影した。
L-01Aはマクロモードも備える。ただし固定フォーカスになるので、約10センチの距離に限定されるのが少し難点。作例のように通常のAFモードでもこのくらいの距離までは対応できるので、あえてマクロモードは使わなくてもいいかもしれない。
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