データ通信端末の販売ランキングは、イー・モバイルの新機種が順位をかなり上げたため、下位の機種にいくつか変動があった程度に留まった。
首位は前回と変わらず、イー・モバイルの7.2Mbps通信対応のUSBスティック型端末「D12LC」が獲得。続いて2位に新機種の「D12HW」(2月13日発売 前回6位)、3位に「D02HW」(USB型/HSDPA 7.2Mbps通信対応)、4位にNTTドコモの「L-02A」(USB型/HSDPA 7.2Mbps対応)、5位に「D21HW」(USB型/HSDPA 7.2Mbps、HSUPA 1.4Mbps通信対応)が入った。
イー・モバイルの新機種D12HWは、登場3週目で2位まで浮上。発売早々、かなり人気のようだ。
また、3月6日にソフトバンクモバイルが定額データ通信サービスを開始。同時に対応端末「C01LC」を発売する。基本のデータ定額ボーナスパックは、定額のデータ通信でイー・モバイル網を使用、イー・モバイルのサービスエリア外や海外利用時は自社網の従量プランを用い、それぞれのプランは付属する2枚のUSIMを使い分ける仕組み(ちなみに電話番号が2つなので、ユニバーサルサービス料は2回線分必要。契約数も両社に加算)で、月額料金はイー・モバイルとほぼ同等となっている。
ただ、C01LCは新スーパーボーナスを利用した新規契約時で、24回分割払い(27カ月間)時の支払い額と月月割の値引き額を同一とする“実質0円端末”として登場するという話である。現在、イー・モバイルとドコモ端末しかなく、停滞気味のデータ通信端末のランキングに変化をもたらしてくれることを期待したい。
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