その“とがった”スペックの心地よさが気に入り、つい衝動買い。カメラやワンセグ、おサイフケータイ“なし”の超小型音楽ケータイ「Walkman Phone, Xmini」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製 以下、Xmini)のよさを改めて考えてみよう。
“ウォークマンケータイ”は、ブランドは冠さなかったものの、その源流となったといえる「W31S」(2005年4月発売)から、初代ウォークマンケータイ「W42S」(2006年6月発売)、2代目ウォークマンケータイ「W52S」(2007年6月発売)と、約1年周期で登場していた。Xminiはこれよりやや周期は長いが、2008年の年の瀬ギリギリに発売されたモデルだ。なお、2009年春モデルとして第4弾「Walkman Phone, Premier3」も登場している。
本体は44(幅)×75(高さ)×18(厚さ)ミリ、重量約75グラムのスライドボディ。ケータイ新機種の中では特に極小のサイズである。ディスプレイはQVGA(240×320ピクセル)の1.8インチ液晶。こちらはひと昔前の端末と同じくらいのスペックであるが、この端末の用途を考えると十分。ディスプレイ下部にタッチセンサーキーを備え、閉じたまま音楽プレーヤー操作が行えるようになっている。
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