レビュー
» 2009年03月11日 19時51分 UPDATE

「Walkman Phone, Xmini」ロードテスト:第2回 付属品につられた……というのもあながちウソじゃない

Walkman Phone, Xminiは、メーカーによると「ウォークマンにケータイを載せた」というべき端末。Xminiを買ったならとりあえずは使うであろう音楽プレーヤー機能と関連し、どんな特徴があるかをチェックする。

[坪山博貴,ITmedia]
photo 閉じたまま、表面のタッチセンサーキーで音楽プレーヤーを操作できる

 「Walkman Phone, Xmini」(以下、Xmini)のメイン機能は、やはりWalkman Phoneとしての音楽/動画再生機能。表面のタッチセンサーキーで快適に音楽を再生できる。

 さらにBluetooth(v2.0+EDR)と、4Gバイトの内蔵メモリもポイント。Bluetoothで音楽のワイヤレス再生はもちろん、ハンズフリー通話や無線データ交換も行える。携帯に内蔵するメモリとしては相当多い4Gバイト分のうち、ユーザーが利用できる領域として約3.5Gバイトほどを使用できる(蛇足だが、かつて4GバイトのHDDを内蔵する「W41T」という厚さ28ミリの機種もあった)。

 ちなみに、3.5Gバイトで着うたフル約2300曲(1曲約1.5Mバイトと想定)、192kbpsの楽曲なら約450曲、新サービスの着うたフルプラス(320kbps)も約200曲ほど保存できる計算。少なくとも通勤時や昼休み、待ち合わせ、空き時間などに音楽を聴くといったベーシックな使い方なら、まず十分といえる量の音楽データを本体に保存しておける。

 XminiはプラットフォームにKCP+を採用する。QVGAの1.8インチディスプレイであるためか上下2画面に分割して表示する“マルチプレイウィンドウ”は行えないが、機能を複数起動できるマルチタスクはきちんとサポートする。音楽プレーヤーもタスクの1つとして扱われるが、ウォークマンケータイらしい使い勝手を実現するためか、独特の扱いとなる“ならでは”の部分もある。開いて使う時は「LISMO Player」、閉じたまま使う時は独自UIの専用プレーヤーを操作する仕様だ。

photophoto データフォルダの容量は約3.5Gバイト。カメラやワンセグを搭載しないので、この容量のほとんどを音楽ファイルの保存用に使えることになる(左)。メニュー、アプリ、辞書、LISMO Player、EZweb、メールの各種タスクを同時に起動した時のタスクメニュー。画面が小さいので、起動中のタスクを示すアイコンが1画面内に収まりきらない。ただ、マルチタスクの自由度の高さはKCP+ならではで、タスクの切り替えもスムーズだ。音楽を聴きながら携帯サイトをチェック、時にはメールも送受信といった作業もそこそこ快適に行える(右)

「けっこう“よさげな”イヤフォン付き」も高ポイント

 このほか付属品も“ならでは”だ。Xminiには、13.5ミリ径ユニットを備えるソニー製高音質ステレオイヤフォンと本体カラーに合わせたネックストラップが付属する。イヤフォンは試供品という扱いだが、その形状から、普通に買うと6000円ほどするソニーの「MDR-EX85SL」相当と思われるもの。端子は一般的なステレオピンジャック型で、付属する平型ー丸形変換アダプタを介して本体に接続できる。ネックストラップはイヤフォンのケーブルが絡みにくいケーブルクリップ機能が備わっている。

photophoto 付属ストラップとイヤフォン。購入したカラーはブラック×ブラックなので、ストラップも黒色。こちらは少々味気ないが、それ以外はボディカラーに合わせたカラフルなものが付属する。ストラップは上下に手軽に分割でき、イヤフォンのケーブルをまとめられるケーブルクリップも付いている

 さて、この付属イヤフォンは、適当なケータイのチープな付属イヤフォンいくつか(この手のもの、購入時のままという人も多そうだ)と比較すると、もうはっきりと違いが分かるほど音質に差がある。ウォークマン「NW-610F」付属のイヤフォンで聴き比べても、音質面で見劣りは感じない。これは第3者にも聞き比べてもらったが同意見であった。付属品(試供品)としてはかなりよさげなものであるのが意外にうれしいのである。

(続く)


 次回は、音楽プレーヤーの独特な“クセ”などを、使用感とともに紹介していく予定です。


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