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» 2009年05月18日 16時06分 UPDATE

最新ケータイ徹底比較(NTTドコモ 2008年冬モデル編):第4回 “AQUOSケータイ”SH-04Aが真価を発揮――ワンセグ、音楽プレーヤーのタッチ操作 (1/2)

ドコモ 2008年冬モデルのタッチパネルレビューの最終回では、ワンセグとミュージックプレーヤーの操作性を検証。シャープ製の「SH-03A」と「SH-04A」は同様の操作性かと思いきや、いくつか違いが見られた。また、SH-04Aに次いで多彩なタッチ操作ができるN-01Aの実力はどうか。

[田中聡,ITmedia]
photo 左から「F-01A」「F-03A」「N-01A」「SH-03A」「SH-04A」

ワンセグ:番組表もタッチでOK――“AQUOSケータイ”SH-04Aが優秀

 横画面で視聴することの多いワンセグも、タッチパネルを使えばスムーズに操作できる。タッチ操作で簡単に音量調節とチャンネル変更、モーションセンサーを使った縦横表示の切り替えができるのが望ましい。

 この中で最も快適に操作できると感じた機種はSH-04Aだ。SH-04Aは画面を上下にスライドして音量調節、左右にスライドしてチャンネル変更ができる(SH-03Aも可能)。このほか、縦横表示の自動切り替えも可能だ。

photophotophotophoto F-01A(左端)、N-01A(左中)、SH-03A(右中、右端)のワンセグの操作画面。F-01AとF-03A、SH-03AとSH-04Aは同様のインタフェースとなる。N-01Aは画面右側のバーで音量調節、下部のパネルを触ってチャンネル変更をする

SH-03AとSH-04Aは、画面を左右にスライドすると、エフェクトとともにチャンネルが変わる(動画はSH-04A)

(ムービーはこちらからでも参照できます)

 さらに、SH-04Aは横画面でもデータ放送を下部に表示でき、「番組映像」と「データ放送」エリアをタッチするだけで、ワンセグとデータ放送の操作を切り替えられる。F-01AとF-03Aも横画面で番組とデータ放送を表示できるが、閉じた状態ではデータ放送の操作はできない。

photophoto SH-04Aは縦画面と横画面両方で、データ放送のエリアをタッチするだけで、データ放送のリンクアクセスやスクロールなどの操作ができるようになる。横画面では下部にデータ放送が表示されるが、縦画面よりは表示範囲が狭い。また、SH-03Aはタッチ操作で番組映像とデータ放送の切り替えはできない
photo F-01AとF-03Aも横画面にデータ放送を表示できるが、タッチ操作には対応しない

 SH-03AとSH-04A以外の3機種もタッチ操作で音量調節とチャンネル変更はできるが、ワンタッチで操作できないのが難点。F-01AとF-03Aはいったん音量調節バーとチャンネル変更用のアイコンを表示させてから操作する必要があり、1ステップ多い。N-01Aも同様で、いったん音量調節バーと操作パレット表示させる必要がある。音量調節とチャンネル変更は基本中の基本ともいえる操作なので、ここはワンタッチでできるよう改善してほしい。

photophotophoto F-01AとF-03Aは、タップすると現れる音量調節バーとチャンネル変更用のアイコンから操作する(写真=左、中)。チャンネル一覧の表示も可能だ(写真=右)
photophotophotophoto F-01AとF-03Aは、タッチパネルのサブメニューからできるのは、録画やECOモード、字幕の設定に限られる(写真=左端)。N-01Aはタッチ操作で音響効果や映像効果を変更できる(写真=左中、右中、右端)
photophoto SH-03A(左)とSH-04A(右)は、閉じたままでもサブメニューから多彩な操作ができる。番組表の起動も可能だ

 SH-04Aは番組表をタッチで操作できる点にも注目したい。SH-04Aはオリジナルの「Gガイド番組表タッチ」をプリセットしており、番組表の閲覧はもちろん、番組の詳細情報の確認や録画予約などができる。ただしリモート録画予約とリモコン機能には対応していないので、別途「Gガイド番組表リモコン」をダウンロードする必要がある。また、Gガイド番組表タッチは(名前の通り)タッチでのみ操作でき、物理キーでは操作できない。

 ともあれ、番組表アプリをタッチで操作ができるのは画期的。シャープのタッチ操作へのこだわりが感じられる部分だ。ちなみに、ソフトバンクのシャープ製端末「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」にプリセットされている番組表アプリ「Gガイドモバイル」は、タッチでは操作できない。

photophotophoto 「Gガイド番組表タッチ」は文字どおり、タッチのみで操作できる番組表アプリ。上下にスライドするとチャンネル、左右にスライドすると時間がスクロールする。録画予約や視聴予約、番組の詳細確認などができる。縦横表示の自動切り替えにも対応している

SH-04AにプリセットされているGガイド番組表タッチは、タッチ操作で番組表の閲覧や録画予約などができる

(ムービーはこちらからでも参照できます)

 ワンタッチで可能な音量調節とチャンネル変更や、データ放送のタッチ操作やタッチ対応番組表アプリ、モーションセンサー、横画面でも縦画面と同様に起動できるサブメニューなど、SH-04Aのワンセグは全体的に完成度が高いと感じた。SH-04AはQWERTYキー+タッチの形状のインパクトが大きいが、じつは“AQUOSケータイ”の名称も冠しており、ワンセグにも注力したモデルだ。

 タッチ操作とは直接は関係なく、ワンセグケータイ全般にいえることだが、SH-04Aのワンセグで不満な点を挙げるとしたら、チャンネル変更後に少し待たされる感があること。ほかの機種より遅いわけではないが、このあたりの動作がもう少し機敏になるとうれしい。

 ワンセグの録画番組もタッチ操作に対応しており、再生/一時停止、早送り/巻き戻しなどの基本操作ができる。N-01Aは画面下部に表示されたバーを使えば、好みの個所を再生できる。

photophotophotophoto F-01A(左端、左中)、N-01A(右中)、SH-03A(右端)の録画番組再生中の画面
閉じた状態でのワンセグのタッチ操作
音量調節 チャンネル変更 サブメニューなどから可能な設定 ワンタッチ録画 録画番組の視聴 録画番組の再生位置指定 縦横自動切り替え
F-01A 画面を上下にスライドして音量調整パネルを表示→パネル上で上下にスライド/音量アイコンをタップ→音量調整パネルを表示→パネル上で上下にスライド 画面を左右にスライドしてチャンネル切り替えパネルを表示→パネルをタップ/「CH一覧」から選択 録画開始、ECOモードオン、字幕のオン/オフ
F-03A 画面を上下にスライドして音量調整パネルを表示→パネル上で上下にスライド/音量アイコンをタップ→音量調整パネルを表示→パネル上で上下にスライド 画面を左右にスライドしてチャンネル切り替えパネルを表示→パネルをタップ/「CH一覧」から選択 録画開始、ECOモードオン、字幕のオン/オフ
N-01A 画面をタップして音量バーを表示→バーをタッチまたはスライド 画面をタップしてパレットを表示→チャンネルアイコンをタッチまたはチャンネル一覧から変更 音響効果、映像効果、音声モード、字幕ON/OFF ○(バーを調節)
SH-03A 画面を上下にスライド/音量アイコンをタップ 画面を左右にスライド/チャンネルビューから選択 番組表起動、チャンネルビュー、ミュート、チャンネルリスト、番組情報、録画、表示設定、字幕設定、画質設定、Dolby Mobile設定、表示音声OFF設定、Bluetooth出力、オフタイマー、紹介メール作成、テレビリンク、操作ガイド、ワンセグ設定、 ○(指定時間を入力)
SH-04A 画面を上下にスライド/音量アイコンをタップ 画面を左右にスライド/チャンネルアイコンをタップ 番組表起動、操作切替、チャンネルビュー、ミュート、チャンネルリスト、番組情報、録画、表示設定、字幕設定、画質設定、Dolby Mobile設定、省電力モード、Bluetooth出力、オフタイマー、データ放送、紹介メール作成、テレビリンク、操作ガイド、ワンセグ設定 ○(指定時間を入力)

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