写真で見る「831N」

» 2009年05月26日 22時21分 公開
[2106bpm(K-MAX),ITmedia]

 ソフトバンクモバイルのNEC製端末「831N」は、使いやすさを考えた折りたたみ型モデル。新サービス「緊急地震速報」に対応し、ワンセグ、おサイフケータイ、海外ローミング、安心遠隔ロック、着うたフルを利用できるなど、基本機能も充実している。

 発売は9月中旬以降を予定しており、展示会場ではモックアップのみの展示となっていたため、外観を中心に紹介する。

Photo 左からピンク、シルバー、ブラック。背面(=画像左)には1.6インチ(96×64ドット)STN液晶(1色)のサブディスプレイを装備。大型ディスプレイに大きな文字が表示される。底面(=画像右)には200万画素(CMOS)カメラとmicroSDスロットを搭載。ンプルなデザインで、角は丸みを帯びている

Photo 端末を開いたところ(=画像左)。モックアップのため、メインディスプレイの表示は確認できなかった。右はダイヤルキー部。各キーの文字は大きく見やすい。3色とも見やすさに配慮した白抜き文字を採用している

Photo 閉じた状態の左側面(=画像左)と右側面(=画像右)。本体左側面にはマナーキー、MusicキーとmicroSDスロットが搭載され、右側面には外部接続端子を搭載。microSDは最大2Gバイトまで対応する予定

Photo 閉じた状態の本体下部(=画像左)。液晶面に赤外線ポートを搭載している。右はヒンジ部分。本体の厚みは16.6ミリと薄型だ

Photo ヒンジ部にワンタッチオープンボタンを搭載(=画像左)。右はカメラ部分

 ヒンジの左側面に搭載されたワンタッチオープンボタンを押すと本体が開く。開く際の勢いで本体を落とさないよう、従来の端末に比べてトルク(回転軸まわりの力)を抑えてややゆっくりめに開くようにしたという。

 カメラのレンズを通して対象物を4段階まで拡大し、メインディスプレイに表示する「ケータイルーペ」は、細かい文字を読むときに役立つ機能。操作メニューの全階層で「拡大もじ」を設定できるほか、歩数記録を管理する「ウォーキングカウンター」を搭載するなど、便利に楽しく使うための機能を用意。「拡大もじ」は、これまでのものに比べて、文字と文字との間隔や背景色などに改良を加えており、さらに見やすくなるという。

 11月からサービスを開始する「緊急地震速報」に対応しており、気象庁からの緊急地震速報を、震源地周辺エリアのユーザーにメールで知らせてくれる。

Photo ソフトキーまわり

 「Y!ボタン」下の「ショートカットキー」は、各機能を設定することですぐにアクセスできるキーとなっている。このショートカットキーを長押しすることで、設定しているショートカットメニュー一覧を呼び出すことができるほか、キーを短押しするとショートカットに設定したメニューの1番目の機能にアクセスできるという。

 初期状態では、NECのオリジナル機能「ともでん」がショートカットメニューの1番目になっている。この「ともでん」は10件まで登録した相手へ素早く発信ができるという機能で「ほかのシニア向け端末でいうところの、(1)(2)(3)キーに登録した相手にすぐ発信できる機能のようなもの」(説明員)だという。

 なお、開発中モデルのため各種の仕様は暫定的なものであり、実際にリリースされる端末は、仕様変更や改良の可能性もあるとしている。

 おもな仕様は、ワンセグ、ミュージックプレーヤー、おサイフケータイ、世界対応、HSDPA、PCサイトブラウザ、安心ロック、S!情報チャンネル、S!速報ニュース、デコレメール、マイ絵文字、着うたフルなど。PCメール、ウィジェット、大容量ファイル添付機能、ダブルナンバーには対応していない。

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