写真で解説する「G'zOne CA002」W62CAからどこが変わった? キーの反応速度は?(2/3 ページ)

» 2009年05月28日 16時04分 公開
[青山祐介,ITmedia]

 CA002ではカメラやワンセグなど、基本機能はW62CAを踏襲している。au Smart Sports関連のアプリは、従来の「Run&Walk」や「Karada Manager」に加え、この夏モデルから始まる「Fitness」と「Golf」にも対応。また、LISMOやau one ガジェット、おサイフケータイ、Bluetooth、PCサイトビューアー、赤外線通信など、主要なサービスと機能はほぼサポートしている。

 ソフトウェアも基本的にW62CAを踏襲している。W62CAは「はるか遠くの大自然に思いをはせ、地球を感じるツール」として、各種内蔵センサーを利用したオリジナルアプリ「G'zGEAR」を搭載していた。CA002でもこのツールを利用できる。

 G'zGEARの基本メニューはW62CAから変更はないが、CA002では新たに「CUSTOMIZED COMPASS」と「TRIP MEMORY」を追加した。その1つが「CUSTOMIZE COMPASS」。このツールでは任意の地点を最大50個所登録でき、そのポイントをコンパスのレーダーチャート上に表示できるというものだ。チャート上では対象物の方位や、現在地からの距離も表示される。任意の地点にはGPS情報から現在地をワンタッチで登録できるほか、緯度経度からも登録できる。

 もう1つは、旅行先など訪れたことのある場所を地図上に表示できる「TRIP MEMORY」。実際に訪れた日時やそのときの気温、緯度経度とメモを最大100個所登録しておける。これら2つの機能は、「過去に行ったことのある場所を記録したいというユーザーのニーズを反映させた」(説明員)ものだという。

photophotophoto 新たに追加した「CUSTOMIZED COMPASS」では、登録した地点をコンパス上に表示できる(写真=左、中)。地点の登録時は、GPS測位ができる状態でその場所を登録する方法と、緯度経度を直接入力する方法を選べる(写真=右)
photophotophotophotophotophoto 直接入力する場合は、緯度経度のほか、地点名やアイコン、色を任意に設定できる
photophotophoto 登録ポイントはコンパス上に表示できるだけではなく、一覧として確認することも可能。一覧は表示順も選べる(写真=左、中)。日本国内で訪れた場所を登録しておける「TRIP MEMORY」では、登録した居場所の緯度経度、日時、温度とメモを残し、それを日本地図上に表示できる(写真=右)

「CUSTOMIZED COMPASS」では、コンパス上に現在地や特定の地点を表示できる

(ムービーはこちらからでも参照できます)

G'zGEARは内蔵のモーションセンサーにより、本体を振るとほかのツールに切り替わる

(ムービーはこちらからでも参照できます)

photophotophoto 日本や世界の主な山、川、自然地形などの方角と距離を示す「EARTH COMPASS」。日本版の「LOCAL NATUER」と世界版の「WORLD NATURE」がある(写真=左)。現在地の位置と高さを知るツールとして使える「EARTH LOCATOR」。動物の生息域や人工物の高さなどでおよその高さを示す「VERTUAL VIEW」と、日本地図上に現在地を示す「SURFACE VIEW」も利用できる(写真=右)
photophotophotophoto 内蔵の温度センサーで計測した温度を表示する「HEAT GAUGE」では、過去の日本各地の最高/最低気温も表示でき、地球温暖化を実感できる(写真=左端、左中)。日本国内100地点における当日の潮位が分かる「SEA TIDE」。一日の潮位変化をグラフで表示する「ONE-DAY VIEW」と、その時刻の潮位が分かる「CURRENT VIEW」がある(写真=右中、右端)
photophotophotophoto 「SUNRISE SUNSET」は、文字通り当日の日の出と日の入りが分かるツール。「DAY/NIGHT」では当日の昼と夜の長さ、「TRACKING」では太陽高度を確認できる(写真=左端、左中)。当日の月齢と天体イベントが分かる「ASTRO CALENDAR」では、当日の月齢を図柄と数値で表す「MOOON PHASE」と、その日の天体イベントが分かる「COSMIC VIEW」がある(写真=右中、右端)

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