WebブラウザはiPhoneと同じレンダリングエンジン「Webkit」を採用しており、タッチ操作によるスムーズなスクロールやタブブラウジングが可能だ。読み込めるページサイズや開けるタブの数は、空きメモリの容量に左右される。
Webサイトのリンクを指先でタップするiPhone 3Gと違い、HT-03Aは画面内のポインターをトラックボールで移動させクリックする。iPhone 3GではWebページを全体表示したときなど、細かなリンクをタップできないことがあるが、HT-03Aは細かな画面でもポインティングデバイスを使ってPCのように操作できる。ただ、iPhone 3Gのようにマルチタッチ操作には対応していないので、拡大縮小を行うには、一度画面をタップして虫眼鏡マークを表示させる必要がある。
WebブラウザやモバイルGoogle Mapsでスムーズにスクロールしたり、拡大縮小をしているムービー。また、ハードウェアキーの右端にある検索ボタンを押すと、対応しているアプリケーションで手軽に検索が行えるという
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地図機能として「マップ(モバイルGoogleマップ)」も搭載されており、Webブラウザと同じように操作できるほか、GPSによる現在地取得やストリートビューにも対応しており便利に利用できる。特に、まだAndroidケータイしか対応していない重力センサーを使ったストリートビュー機能は注目だ。
モバイルGoogle Mapsのストリートビューを利用しているムービー。Androidを搭載したはじめてのデバイス「T-Mobile G1」でも良く動画で紹介されていたが、地磁気センサーと加速度センサーを使って自分の向きを変えると画面も合わせて変わるという機能は注目
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羅針盤を利用しているムービー。ストリートビューと同じように自分の向きを変えると画面も合わせて変わっていく。星座は詳しくなくても手軽に見つかられるかもしれないということで、非常にわかりやすい機能だ
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