SH-06Aは顔検出を使った人物撮影以外に、SH-03Aから受け継いだ笑顔検出の「笑顔フォーカスシャッター」と、顔がこっちを向いたら自動的に撮る「振り向きシャッター」(顔を検出した瞬間にピントを合わせて撮る機能と思えばいい)を持っている。今回のモデルは工藤杏さん。
どちらも自動シーン認識で人物モードとなった。人物モードにすると顔が明るく撮れるよう少し明るくなる。背景との関係によってはピントが後ろに抜けちゃうこともあるが、色はくっきりと、でも肌色はナチュラルで顔はややソフトにちゃんと撮れている。残念ながらこの日は雨だったが、なかなかきれいな写りだ。
続いて「笑顔フォーカスシャッター」の実験。ビデオを撮ったのでこちらもどうぞ。
映像を見てもらうと、笑ったらけっこうすぐシャッターが切れているのが分かる。素早い。
お次は「振り向きシャッター」。本当に振り向いたらシャッターが切れるのか。
振り向いた瞬間に素早くシャッターが切れた。すごく速い。AFでちょっと間が空くときもあったけど、おおむね素晴らしいレスポンスだ。ちなみに、振り向きじゃなくて、画面の外からいきなりカメラの前に顔を出しても撮れます。
つまり、この機能は「高速セルフタイマー」みたいにも使えるわけだ。振り向きシャッターモードにしてカメラをセットして、タタッとカメラの前に顔を出すとその瞬間に撮れる……という感じ。そう考えるといろんな使い方ができて面白いかも。
この笑顔フォーカスシャッターと振り向きシャッターはもはやシャッターを押す必要すらない「全自動撮影」機能である。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年6月30日